初詣を兼ねて、根津神社(ねづじんじゃ)に来ました。
根津神社の歴史は古く、1900年前に日本武尊(やまとたけるのみこと)により千駄木に創建されています。
文明年間(1469年-1486年)に、太田道灌(おおた どうかん)により社殿が造られたとも伝わっています。
現在の社殿は、江戸時代の1706年(宝永3年)に、五代将軍 徳川綱吉(とくがわ つなよし)より、6代将軍家宣(いえのぶ、綱豊(つなとよ))の産土神(うぶすながみ)として築かれました。国の重要文化財に指定されており、その美しい建築様式が評価されています。
根津神社の主祭神は「須佐之男命(すさのおのみこと)」で、天皇家ゆかりの神社として知られています。
春に開催される「つつじ祭り」では、約100種3,000株のツツジが境内を彩り、多くの観光客が訪れます。
根津神社の境内にある「乙女稲荷神社」は、根津神社の摂社(せっしゃ)で、特に女性や縁結びにご利益があるとされています。「乙女」という名の通り、乙女の純粋さや清らかさに由来しており、縁結びや恋愛成就、安産など、女性の願いに応える神社として多くの参拝者に親しまれています。
乙女稲荷神社の境内は、朱色の千本鳥居が並んでいることで有名です。この鳥居は、神社を訪れる際に象徴的なものとして写真に撮られることが多く、まるで鳥居のトンネルをくぐるかのような神秘的な雰囲気が漂います。
乙女稲荷神社の主祭神は「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」で、稲荷神社としての特徴を持ち、農業や商売繁盛の神としても信仰されていますが、特にこの乙女稲荷神社は、女性や家庭に関わる願いに強いご利益があるとされています。
根津神社の境内には静けさが漂い、都会の喧騒を忘れることができる場所として、地元の人々にも親しまれています。歴史や自然、そして祭事が融合した場所として、観光客にも人気のスポットです。
旅程
根津駅
↓(徒歩)
根津神社
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地域の名物
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