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野口英世記念館:猪苗代湖畔で辿る、感染症と闘った偉人の生涯

本日は、福島県の会津若松地方に来ました。会津若松中心街からは、少し遠いですが、猪苗代駅で降りて、猪苗代湖の北にある野口英世記念館に向かいました。 この日は、よく晴れた気持ちのよい一日でした。福島県の猪苗代湖周辺は青空に映えて、湖面がきらきらと輝いていました。その美しい景色を楽しんだあと、目的地である偉人・野口英世ゆかりの地、野口英世記念館を訪れました。 記念館に入るとまず目に入ったのは、野口英世が幼少期を過ごした生家です。この家はもともとの場所から移築されたもので、貧しいながらも母のシカが火傷を負った息子の英世を懸命に支え、教育を受けさせようとした姿が偲ばれました。その質素な家屋からは、困難な状況にありながらも希望を持ち続けた野口英世の原点を感じ取ることができました。 展示スペースに進むと、野口英世の生涯や研究について詳しく紹介されていました。幼少期の火傷を治療したことがきっかけとなり医学への道を志し、さまざまな感染症研究にその生涯を捧げた野口英世の情熱と貢献が伝わってきます。特に黄熱病の研究など、世界的な功績を残したことを改めて実感しました。 記念館にはまた、感染症に特化した「野口英世感染症ミュージアム」が併設されています。ここでは、感染症の歴史やその脅威、さらには近代医学がどのように感染症と闘ってきたかを学ぶことができました。新型コロナウイルスが猛威を振るった直後ということもあり、感染症研究の重要性と、それに人生を賭けた研究者たちの努力に深い敬意を抱かずにはいられませんでした。 猪苗代湖の穏やかな景色と、野口英世の波乱に満ちた人生を振り返るこの旅は、静かな感動を与えてくれる貴重な時間となりました。現代社会においてもなお重要性を増す感染症研究の意義を再認識しつつ、記念館を後にしました。 旅程 東京 ↓(新幹線/JR磐越西線) 猪苗代駅 ↓(タクシー) 野口英世記念館 ↓(タクシー) 会津武家屋敷 ↓(徒歩) 御薬園 ↓(徒歩) 鶴ヶ城(会津若松城) ↓(徒歩) 福島県立博物館 ↓(徒歩) 阿弥陀寺 ↓(徒歩) 会津若松駅 周辺のスポット 猪苗代湖 鶴ヶ城(会津若松城) 福島県立博物館 御薬園 飯盛山 会津武家屋敷 東山温泉 リンク 公益財団法人 野口英世記念会 野口英世記念館|特集|会津若松の公式観光情報サイト【会津若松観光ナビ】 野口英世記念館・感染症ミュージア...