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ドラゴンブリッジ / ロン橋(ベトナム/ダナン):夜景好き必見!幻想的なライトアップ

ミーケビーチのあと、夕食を摂って、ドラゴンブリッジ(Dragon Bridge / ロン橋 / Cầu Rồng)に向かいました。 ダナンのドラゴンブリッジは、ベトナム中部の都市ダナンを象徴する観光スポットの一つで、ユニークなデザインと夜のライトアップで有名です。 2012年に完成し、2013年3月29日のダナンの38周年解放記念日に合わせてオープンしました。 橋のデザインは巨大なドラゴン(龍)を模しており、ベトナムの伝統と近代性を融合させた象徴的な構造です。ドラゴンは繁栄と幸運の象徴とされています。 毎週土曜日と日曜日の夜、ドラゴンの頭部から炎や水が噴き出すショーが行われます。開始時間は通常20時30分で、多くの観光客が訪れます。炎の後に冷却のために水が噴き出されるので、近くで見る場合は濡れる可能性があるため注意が必要です。ショーを見るなら橋の近くか、川沿いのプロムナードがベストポジションです。 夜になると橋全体がLEDライトで色鮮やかにライトアップされ、赤や青、緑などの色が変化する幻想的な光景を楽しめます。 ハン川(Han River)を跨ぎ、ダナン市内中心部とミーケービーチなどの観光地を結ぶ重要な交通路でもあります。 ドラゴンブリッジは写真撮影にも最適なスポットなので、ぜひ訪れる際はカメラをお忘れなく! 旅程 ホテル ↓(徒歩) フーンフンの家 ↓(徒歩) 来遠橋(日本橋) ↓(徒歩) 徳賽寺 ↓(徒歩) バムー寺の門 ↓(徒歩) 貿易陶磁博物館(海のシルクロード博物館) ↓(徒歩) 福建会館 ↓(バス) ミーケビーチ ↓(バス) ドラゴンブリッジ ↓(バス) ダナン空港 関連イベント 周辺のスポット ダナン大聖堂 ハン市場 コン市場 ミーケビーチ チャム彫刻博物館 地域の名物 フォー アオザイ ノンラー(円錐型の帽子) 関連スポット リンク ダナン|ドラゴンブリッジのファイヤー&噴水ショーを見に行こう! - ベトログ 【2024】ダナンの美しい橋8選!有名なドラゴン橋や神の手バーナーヒルズ・愛の桟橋など - Danang Holic

来遠橋(日本橋):歴史の架け橋、屋根付きの橋に秘められた物語

フーンフンの家のすぐ東にあるのが来遠橋(らいえんばし)です。 ホイアンの来遠橋は、日本とベトナムの歴史的なつながりを象徴する建築物であり、16世紀末から17世紀初頭にかけて建設されました。この橋は、かつて国際交易で栄えたホイアンに日本人街と中国人街を結ぶために架けられたもので、今日ではホイアン旧市街のランドマークとして知られています。「日本橋」という別名でも親しまれている来遠橋は、その美しい建築様式と文化的意義から、世界中の観光客を魅了しています。 来遠橋の最大の特徴は、屋根付きの木造構造にあります。日本の伝統的な建築様式を基調としながらも、中国やベトナムの建築要素が巧みに融合され、独特の美しさを生み出しています。橋の欄干や屋根には細かい彫刻が施されており、当時の職人たちの卓越した技術を見ることができます。橋の中央には小さな祠(ほこら)が設置されており、ここには航海や交易の安全を祈るために道教の神である北帝真君が祀られています。この祠は、当時の人々が日常的に船旅や交易に伴う危険と向き合っていたことを物語っています。 また、来遠橋の歴史的背景を知ることで、ホイアンという町の特異性がより深く理解できます。16世紀から17世紀にかけて、ホイアンは日本、中国、ヨーロッパなどさまざまな国との交易が行われる国際港町として発展しました。その中で、来遠橋は日本人移住者が地域社会に溶け込み、他文化との交流を深めていた証として建設されたのです。名前にある「来遠」という言葉には、「遠くから来る」という意味が込められており、海外から渡ってきた人々や交易を象徴するものと考えられています。 1999年にはホイアン旧市街全体がユネスコの世界文化遺産に登録され、来遠橋もその一部として世界的に認知されるようになりました。この橋は単なる観光名所ではなく、ホイアンの歴史や文化を伝える重要な遺産でもあります。訪れる際には、橋を歩くだけでなく、その背景にある物語や人々の営みに思いを馳せてみると、より深い感動を得られるでしょう。 来遠橋はホイアン旧市街の中心部に位置しており、アクセスも非常に便利です。旧市街全体が観光地として整備されているため、チケットを購入すれば橋だけでなく周辺の歴史的建造物や博物館も楽しむことができます。特に早朝や夕方は混雑が少なく、橋の静かな佇まいをじっくりと味わえる時間帯としておすすめ...

タワー・ブリッジ:テムズ川にかかる「見せるための橋」

2024年元旦、ロンドン観光2日目の朝から街を歩き回り、新年らしい静けさと少し浮き立った空気を楽しんでいました。バッキンガム宮殿の前で衛兵交代の行列を想像しながら門越しに眺め、そのあとテムズ川沿いに出てロンドン塔へ向かいました。冬の薄い日差しの中で見えてきたのが、タワー・ブリッジでした。 ロンドン塔のそばから見上げるタワー・ブリッジは、写真で見慣れているはずなのに、実物は想像以上に大きく、高さも存在感も圧倒的でした。テムズ川にまたがる二つの塔は、橋というよりも小さなお城が川に立っているようで、石造りの塔に水色の鉄骨が組み合わさった姿は、ヴィクトリア時代の重厚さと近代の工業技術が同居しているように見えます。 本当は、まずロンドン塔の中を見学してから橋に向かうつもりでしたが、最近のオーバーツーリズム対策もあり、当日券が完売していてチケットを買うことができませんでした。ロンドンでは、人気の観光地ほど事前予約が必須になりつつあるのだと、改めて実感しました。少し残念ではありましたが、その分、外からじっくりとロンドン塔とタワー・ブリッジの組み合わせを眺める時間ができたとも言えます。 タワー・ブリッジは、19世紀末のロンドン東部の発展に応えるために建設された橋です。テムズ川の下流側では、当時ロンドン橋しか大きな橋がなく、港町として栄える一帯の人や荷物の移動には不便でした。そこで、1886年に工事が始まり、8年の歳月をかけて1894年に完成しました。 この橋の特徴は、中央部分が跳ね上がる「バスクル橋」であると同時に、その両側が吊り橋構造になっていることです。大型船がテムズ川を行き来できるよう、中央の道路が左右に持ち上がる仕組みになっており、完成当時は世界でも最先端の可動橋だったそうです。 もともとは蒸気機関で油圧ポンプを動かし橋を開閉していましたが、現在は油と電気を使ったシステムに切り替えられています。橋の内部にあるエンジンルームは、今では展示施設として公開され、ヴィクトリア時代の巨大な機械を見ることができるそうです。 二つの塔の上部を結ぶ高所の歩道も、この橋のユニークな点です。地上約40メートル以上の高さにあり、現在は内部見学用の通路として使われています。ガラス床になった部分もあり、見下ろすと自分の足元を車や歩行者、テムズ川の船が通り過ぎていく様子が見えるといいます。今回は時間の...

カレル橋:中世から続くヴルタヴァ川に響く音楽と旅人が集う橋

プラハ観光の二日目、朝から旧市街地を歩きながら、チェコ随一の名所であるカレル橋へと向かいました。空は雲ひとつない快晴で、ヨーロッパの夏の陽射しがまぶしく感じられました。 カレル橋は、14世紀の神聖ローマ皇帝カレル4世によって建設が始められた歴史ある橋です。ヴルタヴァ川に架かるこの石橋は、長い間プラハの交通の要としてだけでなく、市民や旅人の憩いの場として愛されてきました。橋の両側には30体もの聖人像が並んでおり、ひとつひとつ異なる表情や仕草が、何世紀にもわたるチェコの歴史や信仰を物語っているようでした。 朝早くから多くの観光客や地元の人々でにぎわい、橋の上ではストリートミュージシャンの音楽や、時折現れる大道芸人のパフォーマンスが彩りを添えていました。音楽が流れる中、橋の上をゆっくり歩きながら、時折立ち止まって像を眺めたり、ヴルタヴァ川のきらめきを見下ろしたりと、特別な時間を過ごしました。 カレル橋はただの古い橋ではなく、プラハの歴史そのものが息づく場所だと実感しました。旧市街からマラーストラナ地区へと続くこの橋を渡ることで、時代を超えて人々が行き交い、思い思いの物語を紡いできたことが感じられます。青空の下、にぎわう橋の上で、私もその歴史の一部になったような気持ちになりました。 旅程 (略) ↓(徒歩) クラム・ガラス宮殿 ↓(徒歩) Old Town Bridge Tower ↓(徒歩) カレル橋 ↓(徒歩) 聖ミクラーシュ教会(マラー・ストラナ) ↓(徒歩) プラハ城 ↓(徒歩) 聖ヴィート大聖堂 ↓(徒歩) レトナ公園 ↓(徒歩) ホテル 周辺のスポット Old Town Bridge Tower マラー ・ストラナ橋塔 リンク カレル橋 - 観光名所