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熊本城稲荷神社

旅行業務取扱管理者で学んだ水前寺成趣園や夏目漱石の旧宅の観光目的に熊本に日帰り旅行に来ました。 夏目漱石内坪井旧居を見たあと、熊本城に向かい、途中の熊本城稲荷神社に寄りました。 熊本城稲荷神社は、熊本城の近くに位置し、古くから地域の人々に信仰されてきた神社です。 正確な創建年は不明ですが、1588年(天正16年)に加藤清正(かとうきよまさ)が入国にあたり、熊本城の守護神として勧請し、四百年の歴史があります。 地元では「白髭さん(しらひげさん)」の愛称で親しまれており、これは神社が祀る猿田彦大神が白い髭を持つ老翁の姿で描かれることに由来します。 長い歴史の中で、熊本城稲荷神社は火災や戦災など幾多の困難を乗り越えてきました。特に明治維新や第二次世界大戦の影響を受けましたが、その都度再建され、地域の信仰の中心としての役割を果たし続けています。 現在では、商売繁盛、家内安全、五穀豊穣などのご利益で知られ、多くの参拝者が訪れます。年間を通じて様々な祭礼や行事が行われ、地域の文化や伝統を継承する場ともなっています。境内には、開運水みくじや恋愛アップにおすすめの恋の願掛けがあり、女性の間で話題のスポットになっています。 毎年2月の最初の「午(うま)の日」には初午大祭という、伝統的な祭りが開催されます。この祭りは、稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社をはじめ、日本各地の稲荷神社で行われており、稲荷大神が降臨した日を祝う重要な行事とされています。 初午の日は、711年(和銅4年)の2月初午の日に稲荷大神が京都の稲荷山に降臨したと伝えられています。これが稲荷信仰の始まりとされ、この日を祝う初午祭が各地で行われるようになりました。 熊本城稲荷神社の初午には「稲荷詣りは福詣り、初午詣りは福詣り、白髭詣りで福迎え」というキャッチフレーズがあります。 熊本城稲荷神社は、熊本の歴史と文化に深く根付いた神社です。その長い歴史を通じて、人々の願いを受け入れ、地域の発展に寄与してきました。熊本城を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってその歴史に触れてみてください。 旅程 羽田空港 ↓(飛行機) 阿蘇くまもと空港 ↓(バス) 桜町バスターミナル ↓(徒歩) 夏目漱石 内坪井旧居 ↓(徒歩) 熊本大神宮 ↓(徒歩) 熊本城稲荷神社 ↓(徒歩) 熊本城 ↓(徒歩) 熊本城・市役所前駅 ↓(路面電車) 水前寺公園駅 ↓(...

明治神宮:杜の中で出会う日本の伝統と四季、大鳥居の中で感じる歴史

海外に旅行に行くことが多いですが、最近は国内、特に都内の観光スポットにも行くようにしています。 今日は、明治神宮に来ました。 明治神宮は、1920年(大正9年)に創建され、祭神は明治天皇と昭憲皇太后です。 原宿駅から、明治神宮の南側から入ると、まず明治神宮ミュージアムがあります。 明治天皇に関する資料や宝物が展示され、景色の良い休憩スペースがあります。 明治神宮ミュージアムから、少し歩くと「代々木」があります。もともと、明治神宮の敷地内にあった樅(もみ)の木が代々あったことから、代々木という地名になりました。元の木は戦争で焼失し、現在の木は植継いだものです。 代々木から、参道に沿って北に進むと左手に明治神宮御苑への入り口が見えてきます。 明治神宮御苑に入って、最初に見える南池(なんち)には、昭憲皇太后が釣りを楽しまれたお釣台(おつりだい)があります。 さらに進むと、明治天皇が昭憲皇太后のために建てられた休所の隔雲亭(かくうんてい)が見えてきます。 その先には、菖蒲田(しょうぶだ)があります。明治天皇が、優秀な品種を集めさせたもので、当時でも80種類以上ありました。現在は、150種を超えています。花菖蒲には江戸種、伊勢種、肥後種の三系統があり、ここには江戸種が植えられています。6月上旬から7月上旬に花が咲きます。 さらに突きあたりまで進むと、清正井(きよまさのいど)があります。この地に下屋敷を構えていた加藤清正が掘ったと言われています。毎分60リットルの水が湧き、南池の水源でもあります。水温は一年を通して15度程度で一定です。 菖蒲田の途中から清正井まで行列ができていて、見るのに少し時間がかかります。 ここから、御苑の入り口に戻り、本殿に向かいます。 南神門。重要文化財です。 本殿は想像通りすさまじい人です。 初詣に何度か来たことはありましたが、ミュージアムや御苑は初めてだったので、とても新鮮でした。 旅程 原宿駅 ↓(徒歩) 明治神宮 ↓(徒歩) 原宿駅 関連イベント 周辺のスポット 地域の名物 関連スポット 伏見桃山陵: 明治天皇の陵 リンク 明治神宮 明治神宮 - 東京都神社庁