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萩反射炉

昼に秋吉台を観光しバスで萩市に移動しました。 市街地北の浜崎伝統的建造物群保存地区を見た後、夕方以降でも入れるので、徒歩には少し遠いですが萩反射炉に行ってきました。 萩反射炉は萩市の他の観光スポットと少し距離があるのと、それほど大きくないため有名なスポットではないですが、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つです。 静岡県に同じ反射炉の韮山反射炉と比べるとかなり小さいですが、それでもそれなりの高さがあります。 萩反射炉は安政2年(1855年)に築造されましたが、試作品であるため実際に大砲などが製造されたわけではありません。コスト的にも技術的も厳しかったため、本稼働用の反射炉の築造は断念しました。 旅程 秋吉台 ↓(バス) 萩市中心街 ↓(徒歩) 岩倉獄跡/野山獄跡 ↓(徒歩) 浜崎伝統的建造物群保存地区 ↓(徒歩 遠い) 萩反射炉 ↓(徒歩 遠い) 恵美須ヶ鼻造船所跡 ↓(徒歩 遠い) 道の駅 萩しーまーと ↓(徒歩 遠い) 萩市中心街 周辺のスポット 恵美須ヶ鼻造船所跡 松陰神社 松下村塾 明倫学舎 萩城跡 地域の名物 関連スポット 恵美須ヶ鼻造船所跡 大板山たたら製鉄遺跡 萩城下町 松下村塾 旧集成館 寺山炭窯跡 関吉の疎水溝 韮山反射炉 橋野鉄鉱山 三重津海軍所跡 小菅修船場跡 三菱長崎造船所 第三船渠 長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン 長崎造船所 旧木型場 長崎造船所 占勝閣 高島炭坑 端島炭坑 旧グラバー住宅 リンク 観光スポット|萩市観光協会公式サイト|山口県萩市 萩エリア~萩市の資産 萩反射炉 - 萩市ホームページ 萩反射炉(世界遺産) | 【周辺観光】山口を旅する】 | 山口県 湯本温泉 旅館 大谷山荘 萩反射炉|観光スポット|【公式】山口県観光/旅行サイト おいでませ山口へ

韮山反射炉:明治の産業革命を支えた鉄の遺産、鉄と蒸気が紡いだ時代

修善寺温泉から戻る途中、世界遺産の韮山反射炉に寄りました。 反射炉という単語は初めて聞きました。通っている英会話の外国人先生も英語の単語も聞いたことがないらしく、二人でwikipediaなどで調べながら良い英語の教材になりました。 驚いたのは遠方からでも分かるその大きさ。周りに何もないのでとても目立ちます。 そしてその形状。SF映画に出てくる異星人の装置のようで、明治とか日本とか言ったものと全く結びつきませんでした。 反射炉は熱の反射を利用した炉で大砲を製造していました。 裏の川は水車動力に利用され、ここも世界遺産の範囲となっています。 韮山反射炉は江川英龍、江川英敏、親子が日本の一流の技術者を集め建築しました。近くには江川邸もありますが、今回は行けなかったので、次回また行こうと思います。 箱根の関所は、江川邸にある 江川文庫にあった設計図を元に復元されました。 旅程 東京 ↓(新幹線/伊豆箱根鉄) 修善寺駅 ↓(バス) 修善寺温泉バス停 ↓(徒歩) 日枝神社(修善寺) ↓(徒歩) 修禅寺 ↓(徒歩) 独鈷の湯 ↓(徒歩) (略) ↓(徒歩) 指月殿 ↓(徒歩) 虹の郷 ↓(バス) 修善寺駅 ↓(伊豆箱根鉄道) 伊豆長岡駅 ↓(徒歩) 韮山反射炉 ↓(徒歩) 伊豆長岡駅 ↓(電車) 三島駅 ↓(徒歩) 三嶋大社 ↓(徒歩) 源兵衛川 ↓(徒歩) 楽寿園 ↓(徒歩) 三島駅 周辺のスポット 江川邸(韮山役所跡) 関連スポット 萩反射炉 恵美須ヶ鼻造船所跡 大板山たたら製鉄遺跡 萩城下町 松下村塾 旧集成館 寺山炭窯跡 関吉の疎水溝 橋野鉄鉱山 三重津海軍所跡 小菅修船場跡 三菱長崎造船所 第三船渠 長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン 長崎造船所 旧木型場 長崎造船所 占勝閣 高島炭坑 端島炭坑 旧グラバー住宅 リンク 国指定史跡 韮山反射炉 | 伊豆の国市観光協会 伊豆の国市/国指定史跡韮山反射炉

尚古集成館 / 仙厳園:幕末の先進性、島津家の集成館事業、桜島を借景に薩摩の記憶を歩く

桜島を一周したあと、尚古集成館(しょうこしゅうせいかん) / 仙厳園(せんがんえん)までタクシーで移動しました。 鹿児島を訪れた際に、ぜひ立ち寄ってほしい場所のひとつが「尚古集成館」です。尚古集成館は、鹿児島市の吉野町にあり、錦江湾や桜島を望む風光明媚な場所にたたずんでいます。この資料館は、島津家の歴史や、幕末から明治にかけての薩摩藩の近代化の歩みを伝える貴重な博物館です。 館内に入るとまず驚かされるのは、建物そのものの重厚な美しさです。実はこの建物は、1865年(慶応元年)に建てられた旧集成館機械工場を利用したもので、日本の産業近代化の先駆けとなった貴重な西洋式石造建築です。現在は国の重要文化財にも指定されており、まさに「展示物そのもの」といえる存在感があります。 展示では、島津家の代々の当主が収集・使用してきた武具や調度品、さらには幕末期の薩摩藩が進めたガラス製造、紡績、機械工業などの記録を見ることができます。特に、薩英戦争や西南戦争に関する資料には、薩摩という地が日本史の重要な転換点で果たした役割の重みがひしひしと伝わってきます。 館内をめぐるうちに、島津斉彬の先進的な思考と行動力がいかに画期的だったかがよくわかります。斉彬は西洋の技術や学問を積極的に導入し、日本の自立した近代化を目指しました。その姿勢は、後の明治維新の原動力ともなったと言えるでしょう。 尚古集成館の魅力は展示だけではありません。隣接する仙巌園や薩摩切子の工房、さらには美しい海と桜島を望む景色もまた、訪れる人の心を豊かにしてくれます。歴史に詳しくない人でも、目の前に広がる実物や風景を通して、自然と当時の人々の息づかいを感じられるはずです。 館は年中無休で開館していることが多く、仙巌園との共通入場券もあるので、ゆっくりと一日かけて歴史と文化にひたることができます。鹿児島の旅に、尚古集成館という知の窓を加えてみるのも素敵な体験になることでしょう。 仙厳園 鹿児島を旅するなら、ぜひ訪れてほしい場所のひとつが「仙巌園(せんがんえん)」です。桜島を望む錦江湾のほとりに広がるこの庭園は、江戸時代初期の1658年(万治元年)に島津家第19代当主・島津光久によって築かれました。以来、歴代の島津家当主が愛し、手を加え続けてきた場所であり、今もその気品と風格を感じさせてくれます。 仙巌園の最大の魅力は、...