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11月, 2024の投稿を表示しています

野球殿堂博物館: 阪神甲子園球場 100年のあゆみ

今日は、東京ドームにある野球殿堂博物館(やきゅうでんどうはくぶつかん)に行ってきました。 野球殿堂博物館は、日本初の野球専門博物館として1959年6月12日に開館しました。当初は後楽園球場に隣接していましたが、1988年3月17日に東京ドーム内に移転し、現在に至ります。 館内では、プロ野球やアマチュア野球の歴史、選手の用具、国際大会の資料、明治時代の野球用具など、多岐にわたる展示が行われています。 プロ野球については、日本のプロ野球は当然ですが、近年の流れからメジャーリーグについての資料も展示されています。 また、同じくプロ野球としては、女子野球の展示もありました。 アマチュア野球は、高校野球、大学野球、社会人野球や少年野球についても展示がされています。 昨年のWBCも記憶に新しいですが、以前の物も含めてて展示されています。 野球殿堂博物館の名前のとおり、殿堂入りした野球関係者のパネルも全員展示されています。 僕には、野村監督は、ヤクルトや楽天の監督のイメージが強いですが、選手時代の功績ですでに殿堂入りしていたようです。 また、映像シアターではプロ野球や日本代表チームの映像を大画面で鑑賞できます。 現在、企画展として「阪神甲子園球場 100年のあゆみ」が展示されていました。 野球殿堂博物館は、野球ファンのみならず、幅広い世代が楽しめる施設です。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。 旅程 後楽園駅 ↓(徒歩) 野球殿堂博物館 ↓(徒歩) 後楽園駅 関連イベント 阪神甲子園球場 100年のあゆみ 周辺のスポット 小石川後楽園 東京ドーム 東京ドームシティ アトラクションズ Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー) 東京大神宮 地域の名物 関連スポット リンク 野球殿堂博物館

清澄庭園/清澄公園

東京都現代美術館、深川江戸資料館に続き、今週も清澄にある清澄庭園に来ました。 清澄庭園(きよすみていえん)は、東京都江東区にある日本庭園で、江戸時代から続く歴史を持ち、美しい景観が特徴です。一説には、江戸の豪商、紀文(きぶん)こと紀伊國屋文左衛門(きのくにや ぶんざえもん)の屋敷跡とも伝えられています。紀伊國屋文左衛門は松下幸之助が尊敬していたことでも知られています。享保年間(1716~1735年)に下総国 (しもうさのくに)、関宿(せきやど)藩主久世大和守(くぜやまとのかみ)の下屋敷となりました。 1878年(明治11年)に三菱財閥の岩崎弥太郎によって所有され、現在の形に整備され、1880年(明治13年)に深川親睦園を開園しました。清澄庭園は回遊式林泉庭園で、池を中心に配置され、四季折々の景色が楽しめます。 池には鯉が泳いでおり、餌やりを楽しむこともできます。 庭園には全国各地から集められた名石が配されており、岩崎弥太郎の趣味を反映しています。これらの石は「石庭」として見応えがあり、訪れる人々に驚きと感動を与えます。 園内にある石仏は、江東区の登録文化財です。真ん中の阿弥陀供養塔は1679年(延宝7年)に法印慶光の供養塔として作られました。右の庚申塔(こうしんとう)は1670年(寛文10年)に建てられました。左後ろの庚申塔は1815年(文化12年)に建てられました。左前の馬頭観音供養塔は1774年(安永3年)に農耕や運送などに使役された馬を供養するために建てられました。これらは由来は不明ですが、清澄庭園を造成する際に出土したものと言われています。 春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとの表情が楽しめます。特に秋の紅葉は人気で、多くの観光客が訪れます。 松尾芭蕉の句「古池や かはづ飛び込む 水の音」の句碑も園内に建てられています。1680年(延宝8年)から1694年(元禄7年)まで、深川の地の草庵に住み、1686年(貞享3年)にこの句を詠みました。この草庵は芭蕉庵と呼ばれ、現在の芭蕉稲荷神社にありました。 園内には大正記念館という建物があり、結婚式などにも使用されます。歴史的な建物として、庭園の雰囲気に溶け込んでいます。大正天皇の葬儀に用いられた葬場殿を移築したものです。 清澄庭園は、都会の中にありながら静かで落ち着いた雰囲気を持ち、散策や写真撮影、自然観...

深川江戸資料館

先週の東京都現代美術館に続き、今週末も清澄(きよすみ)にある深川江戸資料館(ふかがわえどしりょうかん)に来ました。 深川江戸資料館は、東京都江東区白河に位置し、江戸時代末期(天保年間)の深川佐賀町の町並みを実物大で再現した体感型の資料館です。  深川地区は、現在の東京都江東区にあたり、江戸時代から東京湾沿岸に広がる下町の一部として発展しました。その歴史は、江戸時代初期から深く江戸の町づくりに結びついています。 深川地区はかつて、湿地帯や砂州が広がる未開の地でした。この地はもともと川の流れや潮の干満の影響を受ける場所で、農業や漁業が中心の小さな集落が点在していました。 深川の名前は、この地域を最初に開拓した武士・深川八郎右衛門(ふかがわはちろうえもん)に由来するとされています。江戸時代初期、徳川家康が江戸に幕府を開くと、この地域は海や川に近く物流の要所となり、干拓による土地開発が進みました。 展示室では、火の見やぐらを中心に、八百屋、舂米屋、船宿、小舟が浮かぶ堀割、長屋などが配置され、当時の暮らしの様子を詳細に再現しています。  また、音響や照明を用いて一日の時間の移り変わりを演出し、訪れる人々に江戸の生活を体感していただけます。  施設内には、小劇場(定員300人)やレクホール(定員120人)も併設され、さまざまな文化活動の場として利用されています。 深川江戸資料館は、江戸時代の庶民の暮らしや文化を学ぶ場として、多くの方々に親しまれています。 深川江戸資料館を見た後、お腹がすいてきたので近くの深川釜匠で深川めしを食べました。 旅程 清澄白河駅 ↓(徒歩) 深川江戸資料館 ↓(徒歩) 深川釜匠 ↓(徒歩) 清澄白河駅 関連イベント 周辺のスポット 東京都現代美術館(MOT) 清澄庭園 富岡八幡宮(深川八幡) 芭蕉庵史跡展望庭園 芭蕉稲荷神社(深川芭蕉庵跡) 江東区芭蕉記念館 木場公園 地域の名物 深川めし 関連スポット リンク 深川江戸資料館|江東区 深川江戸資料館 | 公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団

東京都現代美術館(MOT): 日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション / 開発好明 ART IS LIVE ―ひとり民主主義へようこそ / MOTコレクション 竹林之七妍 / 特集展示 野村和弘 / Eye to Eye—見ること

今日は、東京都現代美術館(Tokyo Metropolitan Museum of Contemporary Art, MOT)に来ました。 東京都現代美術館は、東京都江東区の清澄白河エリアに位置する現代美術を専門とした美術館です。1995年(平成7年)に開館し、国内外の現代美術作品を幅広く紹介することで知られています。 東京都現代美術館は、絵画、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンスアートなど、現代美術の多様なジャンルを扱っています。特に国内外の著名な現代アーティストの企画展や特別展が定期的に行われ、アヴァンギャルドな作品から最新の表現まで網羅しています。 館のコレクションには、国内外の現代美術作品が数多く含まれており、特に戦後の日本の現代美術に関する作品が充実しています。草間彌生、村上隆などの作品や、モダンアートの歴史を振り返るような名作も所蔵されています。 美術館の建物は、建築家・柳澤孝彦(やなぎさわ たかひこ)によって設計されました。モダンなデザインで、広々とした展示スペースと自然光を取り入れた開放的な雰囲気が特徴です。美術館内には、カフェやミュージアムショップも併設され、リラックスできる空間も提供されています。 現在は、「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」「開発好明 ART IS LIVE ―ひとり民主主義へようこそ」「MOTコレクション 竹林之七妍 / 特集展示 野村和弘 / Eye to Eye—見ること」の特別展が開催されていました。 高橋龍太郎(たかはし りゅうたろう)は、日本の精神科医であり、現代アートの著名なコレクターとして知られています。1997年から本格的に現代アートの収集を開始し、草間彌生や合田佐和子の作品を出発点としました。特に1990年代以降の日本の重要作家の初期作品や代表作を多く収集しています。所蔵作品は2000点以上に及び、質・量ともに日本の現代美術コレクションとして屈指の規模を誇ります。 「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」では、草間彌生、村上隆、奈良美智などの作品が展示されています。 開発好明(かいはつ よしあき)は、山梨県出身の現代美術家です。1993年に多摩美術大学大学院を修了し、以降、日常生活や社会現象への関心を基に、コミュニケーションを内包・誘発する多様な表現活動を展開しています。 「開発好明 ...