先週の東京都現代美術館に続き、今週末も清澄(きよすみ)にある深川江戸資料館(ふかがわえどしりょうかん)に来ました。
深川江戸資料館は、東京都江東区白河に位置し、江戸時代末期(天保年間)の深川佐賀町の町並みを実物大で再現した体感型の資料館です。
深川地区は、現在の東京都江東区にあたり、江戸時代から東京湾沿岸に広がる下町の一部として発展しました。その歴史は、江戸時代初期から深く江戸の町づくりに結びついています。
深川地区はかつて、湿地帯や砂州が広がる未開の地でした。この地はもともと川の流れや潮の干満の影響を受ける場所で、農業や漁業が中心の小さな集落が点在していました。
深川の名前は、この地域を最初に開拓した武士・深川八郎右衛門(ふかがわはちろうえもん)に由来するとされています。江戸時代初期、徳川家康が江戸に幕府を開くと、この地域は海や川に近く物流の要所となり、干拓による土地開発が進みました。
展示室では、火の見やぐらを中心に、八百屋、舂米屋、船宿、小舟が浮かぶ堀割、長屋などが配置され、当時の暮らしの様子を詳細に再現しています。
また、音響や照明を用いて一日の時間の移り変わりを演出し、訪れる人々に江戸の生活を体感していただけます。
施設内には、小劇場(定員300人)やレクホール(定員120人)も併設され、さまざまな文化活動の場として利用されています。
深川江戸資料館は、江戸時代の庶民の暮らしや文化を学ぶ場として、多くの方々に親しまれています。
深川江戸資料館を見た後、お腹がすいてきたので近くの深川釜匠で深川めしを食べました。
旅程
清澄白河駅
↓(徒歩)
深川江戸資料館
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深川釜匠
↓(徒歩)
清澄白河駅
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