宗源院から西へ進み浜松市博物館(はままつしはくぶつかん)に向かいました。
浜松市博物館は、静岡県浜松市中区蜆塚四丁目に位置する、地域の歴史と文化を学べる魅力的な博物館です。この博物館は、もともと1958年に「浜松市立郷土博物館」として浜松城天守閣内に開館しましたが、1979年に現在の場所へ移転し、「浜松市博物館」として新たにスタートしました。
館内では、浜松地域の歴史を原始時代から近代まで幅広く紹介しています。特に注目すべきは、約50万年前から1万5千年前に生息していたナウマンゾウの骨格模型です。その迫力ある姿は、来館者に太古の地球の歴史を感じさせてくれます。また、浜松周辺の遺跡や古墳から出土した装飾品や農具なども展示されており、当時の人々の暮らしぶりを垣間見ることができます。
浜松市博物館のすぐ隣には、国指定史跡「蜆塚遺跡」があります。この遺跡は、縄文時代後期から晩期(約4,000年前~3,000年前)の集落跡として知られており、復元された竪穴住居や、貝殻が堆積した貝塚を見学することができます。青空の下、古代の住居や遺構を歩きながら、縄文時代の人々の生活に思いを馳せることができるのは、非常に貴重な体験です。
浜松市博物館は、家族連れや歴史好きな方はもちろん、浜松の文化に興味を持つすべての人におすすめのスポットです。展示物の豊富さや、実際に遺跡を見学できる体験型の魅力もあり、訪れるたびに新たな発見があることでしょう。浜松観光の際には、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
浜北人
浜北人(はまきたじん)は、約18,000年前の旧石器時代後期に日本列島に住んでいた人々の一人で、1962年に静岡県浜松市浜北区の根堅洞窟から発見されました。この人骨は、若い成人女性のものと考えられており、国内で見つかった最古級の人骨として注目されています。
浜北人が暮らしていた旧石器時代後期は、まだ農耕や定住生活が始まる前の時代です。彼らは主に狩猟や採集による生活を送っていたと考えられます。根堅洞窟周辺の自然環境は、狩猟採集生活に適しており、彼らが日常的に利用していた場所であったことが推測されます。
浜北人の発見は、沖縄県で発見された港川人(みなとがわじん、約18,000年前)や山下洞人(やましたどうじん、約32,000年前)と並び、日本人のルーツを考える上で貴重な資料となっています。
今後も考古学や人類学の研究が進むことで、浜北人がどのように生活していたのか、彼らの文化や社会についての理解がさらに深まることが期待されます。
旅程
(略)
↓(徒歩)
五社神社·諏訪神社
↓(徒歩)
↓(徒歩)
奥山線跡遊歩道
↓(徒歩)
(略)
↓(徒歩)
宗源院
↓(徒歩)
↓(徒歩)
蜆塚遺跡
↓(徒歩)
太刀洗の池
↓(タクシー)
浜松駅
↓(遠州鉄道)
遠州病院駅
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↓(徒歩)
浜松駅
↓(新幹線)
東京
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