東京都千代田区の東京国立近代美術館に行ってきました。
東京国立近代美術館は、皇居の隣の北の丸公園内にある本館と、石川県金沢市にある国立工芸館があり、今回は本館に行きました。
東京国立近代美術館は、明治時代後半の19世紀末以降の近現代美術作品を収集しており、対象は絵画、版画、水彩、素描、彫刻、写真、映像、書、及び関連する資料などの多分野にわたり、日本だけでなく同時代の海外の作品も含まれます。点数は、13,000点を超え、18点の国指定重要文化財(内2点は寄託作品)も含まれます。
東京国立近代美術館は、1952年(昭和27年)に日本初の国立美術館として開館しました。その後、1969年(昭和44年)にブリヂストンの石橋正二郎が新館を北の丸公園内に開設、寄贈し、それが現在の本館の元になります。1999年~2002年まで本館を改築し現在に至ります。
この前、訪れたアーティゾン美術館を作った石橋正二郎さんが、ここにも関係していることに驚きました。
現在は「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」という展示会が行われています。東京、大阪、パリの都市に関連するアートや作者のアートが展示されていましたが、私には知識が無さ過ぎて難しかったです。
写真も自由に撮れるものが多いですが、よく分からずに眺めるだけで、唯一撮った写真が技術用語が書かれたアートでした。
「抽象に見えて実は画家は具体的に描いている」という説明のあるコーナーには、草間さんの作品があり、確かにあれは病気の草間さんが見ている世界だったな、と、少し分かった感じにはなりましたが、ほぼ理解できていません。
展示会のチケットで、常設展の「MOMATコレクション」も見れるため、念のため、そちらも見てきました。抽象画の作られ方なんかは、芸術が分かる人は抽象画から元の意図が本当に分かるのだろうか、と驚愕しながら見ていました。
同じ北の丸公園内には、旧工芸館だった東京国立近代美術館分室があります。ここは、もとは大日本帝国陸軍の近衛師団司令部庁舎で、国の重要文化財です。現在は入ることができませんが、いつか公開されるのではないでしょうか。
今回は理解が難しかったですが、10月1日から12月22日まで「ハニワと土偶の近代」という展示会があるようなので、縄文好きとしては見に行こうと思います。岡本太郎さんだけではなく、縄文の作品に魅せられた芸術家は多いようで楽しみです。
旅程
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東京国立近代美術館
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東京国立近代美術館分室
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竹橋駅
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