トロント観光の2日目を迎え、快晴の青空のもとでラウンドハウス・パークを訪れました。朝からCNタワーやRipley's Aquarium of Canadaなど、トロントを代表する観光スポットを巡り、そのすぐ隣に位置するこの公園に足を運んだのです。トロントの冬らしい澄んだ空気と、都市の中心に残る歴史的な雰囲気が印象的でした。
ラウンドハウス・パークは、その名の通り円形の機関車庫と大きな転車台が公園のシンボルになっています。特に転車台は予想以上の大きさで、かつてここが鉄道の要衝であったことを静かに物語っていました。19世紀から20世紀初頭にかけて、トロントはカナダの交通の中心地として発展し、蒸気機関車が活躍していた時代には、このラウンドハウスも重要な役割を担っていたそうです。実際に現地では、その歴史を伝えるパネルや説明も目にしました。
公園内には様々な種類の汽車やトロッコが展示されており、子供たちが楽しそうに駆け回っている姿が印象的でした。
鉄道ファンでなくとも、間近に見る本物の機関車や貨車は迫力があり、その時代の技術や人々の生活を想像させてくれます。また、古い駅舎らしき建物もあり、当時の旅人たちがどのように駅で過ごしたのか、ふと想像が膨らみました。
都会のビル群に囲まれながらも、ラウンドハウス・パークはトロントの歴史や産業遺産に静かに触れることのできる場所です。旅の途中で少し足を止め、過去の時代へ思いを馳せるひとときは、観光名所とは違った深い味わいがありました。今もなお保存・活用されているラウンドハウスの建物や転車台は、トロントの歩んできた道を静かに見守っているように感じられます。
旅程
(略)
↓(徒歩)
Ripley's Aquarium of Canada
↓(徒歩)
↓(徒歩)
ロジャーズ・センター
↓(徒歩)
関連イベント
周辺のスポット
- Ripley's Aquarium of Canada
- CNタワー
- ハーバーフロント・センター
- スコシアバンク・アリーナ
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