GWの連休を利用して、香川、徳島観光に来ました。すでに高知、愛媛は旅行しているので、四国は制覇です。
午前中、琴平を観光したあと、午後は善通寺に来ました。ガイドブックを見ると、善通寺の少し南に乃木館というのがあったので、善通寺に行く前に寄ってみました。
ガイドブックで名前しか見ていなかったため、乃木館というの名前から、明治か大正の建物だろうなと期待してきました。明治の西洋的でありながら、古い日本を感じさせる建築物が好きです。
乃木館に近づくと軍服を着た人が門の前におり、自動車を入れる時に、いちいち柵を動かし物騒な感じでした。最初はサバゲーとかのイベントでもやってのかな、ぐらいに思ったのですが、入るときに署名を求められ、庭を見ると戦車や戦闘ヘリが並んでおり、ガチの自衛隊であることに気がつきました。
しかし、自衛隊の礼儀の正しさと、やさしい表情は、世界的に見て異例だと思います。他の国の街中の軍人は厳しい目と威圧感たっぷりなので、その差に驚きます。もちろん、それだけ、緊張感を持たないといけない国や街ということなんですが。
入ると庭にいきなり戦車。
ヘリコプターもあります。
戦闘機も。
乃木館(のぎかん)というのは愛称で、本当の名前は陸上自衛隊 善通寺駐屯地資料館です。のどかな愛称で引き付ける軍人の罠のようにも思えますが、数々の装備品は子供も大人も楽しめ、自衛隊に関する資料も豊富で、とても良い施設です。
乃木館というのは、初代師団長乃木希典(のぎ まれすけ)さんの名前に因んでいます。
乃木希典さんは、日露戦争などで指揮をした軍人ですが、学習院の院長にもなり、昭和天皇の教育がかかりも務めました。人々から敬愛され、「乃木坂」や「乃木神社」なども乃木さんの名前にちなんでいます。
乃木館は、1898年(明治31年)に軍の師団司令部として、作られました。西洋風の建築で、現在は資料館になっています。
中では、(多分)この資料館の自衛官の方が、(多分)外から来た自衛官二人に説明されていて、自衛隊でも資料的な価値の高い施設であると思います。
昔の剣や
銃
軍服
執務室。
階級章。偉い人ほどシンプルです。
四国の明治の産業でも学べるのかと思ったら、ミリタリー関連でびっくりしましたが、内容も豊富で、とてもよい資料館でした。
旅程
羽田空港
↓(飛行機)
高松空港
↓(バス)
琴平町
↓(鉄道)
善通寺駅
↓(徒歩)
乃木館(陸上自衛隊 善通寺駐屯地資料館)
↓(徒歩)
善通寺
↓(徒歩)
善通寺駅
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- 善通寺
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