2泊4日のクウェート観光に来ました。初の中東観光です。いつか中東の国々にも行きたいと思っていましたが、慣れていない状態で良い観光地に行くとうまく観光できなかったときに航海するので、あまり観光スポットがないクウェートを練習用に選びました。
空港で観光ビザの発行が必要ですが、さっそく試練にぶつかりました。ビザ発給の担当者がとんでもなく不親切。英語ができないのか、アジア人が苦手なのか、話しかけても嫌そうな顔で印紙の自販機を指さしたりするだけ。コインが無いので崩してもらおうとしたら、他でやれ、と。仕方なく、空港内の喫茶店で聞いたところ、快く小銭に崩してくれました。
この後、他の中東諸国にも旅行に行きましたが(この日記は2024年に書いています)、中東の国々の公共施設の職員は非常に態度が悪いです。日本のようにフレンドリーではありません。これは、国民が公務員やオイル系などの企業に勤めるのに対して、普通の店のスタッフは移民が大半で、身分の階層ができているためだと思われます。住む場所も国民は壁で囲まれた地域に住み、観光地や街の普通の店は移民ばかりの国も多いです。逆に、移民の人たちは、多国籍に慣れており、どの店に行っても本当にフレンドリーで親切です。
15:00ごろホテルについたので、少し外を歩いてみることにしました。
先週、大雨で街中が水浸しになったようで、あちことに水に浸かった跡が残っています。中東やクウェートというと、砂漠のようなイメージだったので水害というは意外でした。
中東には、流線型の未来的な高層ビルがあちこちに建っています。これはアル・ハムラ・タワー。
こちらは、Al-Sharq Tower。展望台のあるビルもあるかもしれませんが、情報不足でした。初めての中東にびびって、情報なしに中に入る勇気もありませんでした。
海の方に歩くと、Maritime Museumが見えてきました。
クウェートのマリタイム・ミュージアム (Maritime Museum)は、同国の海洋史や伝統的な船舶文化を紹介する博物館です。クウェートは歴史的に真珠採取や海上貿易が盛んで、特にアラビア湾に面した地理的特性を活かして発展してきました。この博物館では、クウェートの海洋文化や生活を象徴する伝統的なダウ船(Dhow)や、真珠採取の歴史、海洋にまつわる道具や展示品が展示されています。
クウェートやアラビア湾地域で広く使われていたダウ船が実物大で展示されています。これらの船は木造で、昔は貿易や漁業、特に真珠採取に使われていました。
クウェートでは20世紀初頭まで真珠採取が重要な産業でありました。博物館では、ダイバーが使用した道具や真珠の採取方法、真珠貿易の歴史について学ぶことができます。
昔の航海で使用されていた羅針盤、航海日誌、海図などの道具が展示され、クウェートの先人たちがどのように海を渡り、遠方と交易を行ったのかがわかります。
海に関連するクウェートの生活様式や儀式、音楽なども紹介されており、海洋文化が地域社会にどのように根付いていたのかが感じられます。
Maritime Museumはクウェート・シティにあり、クウェートの文化遺産や歴史に興味がある人々にとって非常に魅力的な観光スポットです。また、クウェートの古代から現代に至るまでの海洋史を深く理解することができる場所です。
旅程
クウェート国際空港
↓(タクシー)
ホテル
↓(徒歩)
Maritime Museum
↓(徒歩)
Grand Mosque of Kuwait
↓(徒歩)
スーク・アル・ムバラキヤ
↓(徒歩)
ホテル
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