本日は三保松原を訪れる予定で静岡に来ており、松原に向かう前に、まずはその近くにある御穗神社(みほじんじゃ)に立ち寄りました。
「御穗」と書いて「みほ」と読むこの神社は、三保松原と深いゆかりがあります。三保松原といえば、日本三大松原にも数えられ、羽衣伝説の舞台としても有名です。その伝説によれば、天女が舞い降り、羽衣を松の枝にかけて舞を舞ったとされていますが、御穗神社はまさにこの伝説と縁が深く、三保の地に古くから鎮座してきました。
境内に足を踏み入れると、静けさと神聖な雰囲気が広がっていました。まず拝殿で参拝し、旅の安全と静岡での一日がよいものになるよう願いを込めました。社殿は落ち着いた佇まいで、地域の人々に大切に守られていることが伝わってきます。
参拝を終えた後は、「神の道」と呼ばれる参道を進みました。この道は御穗神社から三保松原まで真っ直ぐに続いていて、かつては松の木々に囲まれていたそうです。今でも松並木が残り、ゆっくりと歩くと、羽衣伝説に思いを馳せることができます。道を進むごとに、次第に松原とその先の海が近づいてくるのを感じ、自然と心が澄んでいくような気がしました。
御穗神社と三保松原は、単なる観光地としてだけでなく、日本の神話や伝説、そして地元の暮らしと深く結びついています。今回の訪問を通じて、歴史や物語の息づく土地を自分の足で歩くことの大切さを、あらためて感じました。
旅程
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