市原歴史博物館で近くに稲荷台古墳があるということを教えていただき、見に行くことにしました。
千葉県市原市にある稲荷台古墳群は、歴史的に重要な遺跡のひとつです。この古墳群は市原市山田橋に位置し、4世紀後半から7世紀にかけて築造された12基の円墳で構成されています。その中でも特に注目されるのが稲荷台1号墳です。
稲荷台1号墳は、直径約28メートルと、この古墳群の中で最大の規模を誇っていました。しかし、開発の影響により現在は消滅しており、元の場所には3分の1の大きさで復元された墳丘が「稲荷台1号墳記念広場」として整備されています。この広場を訪れることで、かつての古墳の姿を偲ぶことができます。
稲荷台1号墳からは、考古学的に非常に重要な「王賜」銘鉄剣が出土しました。この鉄剣は、X線撮影によって銀象嵌の銘文が確認され、「王賜□□敬□」と刻まれていたことが判明しています。この銘文は、5世紀中頃の畿内と東国との関係を示す貴重な資料であり、日本古代史を研究する上で大きな意味を持っています。
現在、この鉄剣は市原市埋蔵文化財調査センターに保管され、市原歴史博物館で展示も行われています。古代の歴史に興味のある方は、ぜひ訪れてみることをおすすめします。稲荷台古墳群は、市原市の歴史を感じることができる貴重なスポットであり、古代のロマンを体感できる場所でもあります。
旅程
都内
↓(JR総武線)
八幡宿駅(やわたじゅく)
↓(徒歩 約1時間)
↓(徒歩)
↓(徒歩)
↓(徒歩)
↓(徒歩 約50分)
五井駅
↓(JR総武線)
本千葉駅
↓(徒歩 約30分)
↓(徒歩)
↓(徒歩)
↓(徒歩)
本千葉駅
↓(JR総武線)
都内
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