プラハ観光の二日目、朝から旧市街地を歩きながら、チェコ随一の名所であるカレル橋へと向かいました。空は雲ひとつない快晴で、ヨーロッパの夏の陽射しがまぶしく感じられました。
カレル橋は、14世紀の神聖ローマ皇帝カレル4世によって建設が始められた歴史ある橋です。ヴルタヴァ川に架かるこの石橋は、長い間プラハの交通の要としてだけでなく、市民や旅人の憩いの場として愛されてきました。橋の両側には30体もの聖人像が並んでおり、ひとつひとつ異なる表情や仕草が、何世紀にもわたるチェコの歴史や信仰を物語っているようでした。
朝早くから多くの観光客や地元の人々でにぎわい、橋の上ではストリートミュージシャンの音楽や、時折現れる大道芸人のパフォーマンスが彩りを添えていました。音楽が流れる中、橋の上をゆっくり歩きながら、時折立ち止まって像を眺めたり、ヴルタヴァ川のきらめきを見下ろしたりと、特別な時間を過ごしました。
カレル橋はただの古い橋ではなく、プラハの歴史そのものが息づく場所だと実感しました。旧市街からマラーストラナ地区へと続くこの橋を渡ることで、時代を超えて人々が行き交い、思い思いの物語を紡いできたことが感じられます。青空の下、にぎわう橋の上で、私もその歴史の一部になったような気持ちになりました。
旅程
(略)
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クラム・ガラス宮殿
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Old Town Bridge Tower
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St. Nicholas Church
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レトナ公園
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(略)
関連イベント
周辺のスポット
- Old Town Bridge Tower
- マラー ・ストラナ橋塔
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