GWを利用して、ラトビアの首都リガ(Riga)に来ました。
リガは、リガ旧市街(ヴェツリガ、Vecrīga)が世界遺産で、中世のヨーロッパの街並みが残っており、長い間来たいと思っていた街です。
ブラックヘッドハウス前にある聖ローランドの像は、リガ旧市街の象徴的なランドマークです。この像は、聖ローランド(St. Roland)を讃えるものであり、彼は中世ヨーロッパにおいて正義と秩序の象徴とされていました。
聖ローランドは、フランク王国の軍人であり、シャルルマーニュ(カール大帝)の甥として知られています。彼は伝説的な英雄であり、特に「ローランの歌」(La Chanson de Roland)という中世の叙事詩でその名声を高めました。ローランドはキリスト教徒の騎士として、異教徒との戦いで殉教したとされ、後に聖人として崇められるようになりました。
リガの聖ローランド像は、もともと1897年に建てられました。この像は、市の守護者としてのローランドの姿を描いており、彼が剣を持ち、盾を掲げる威厳ある姿で表現されています。このようなローランド像は中世のヨーロッパ各地にあり、特にドイツや東ヨーロッパの都市で市庁舎や広場に設置されることが一般的でした。これらの像は、法と秩序の象徴として、市の独立と自治を示すものとされていました。
リガの像も同様に、市の自治や独立を象徴するもので、特にリガがハンザ同盟の一員として重要な貿易都市であったことを思い起こさせます。
聖ローランド像は、リガ市民にとって歴史的な誇りと市の独立精神を表現するシンボルであり続けています。また、観光客にとっても、この像はリガの歴史と文化に触れる貴重な機会を提供します。
現在でもブラックヘッドハウスの前に立つ聖ローランド像は、訪れる人々に市の豊かな歴史とその守護者としてのローランドの役割を思い起こさせる重要な存在です。
旅程
ホテル
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聖ペテロ教会
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聖ヨハネ教会
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三人兄弟
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スウェーデン門
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猫の家
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関連イベント
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