聖ローランドの像の後ろに建っているのが、ブラックヘッドハウス(House of the Blackheads、ブラックヘッドのギルドハウス)です。
ブラックヘッドハウスは、リガにある歴史的建造物です。この建物は、リガ旧市街(ヴェツリガ、Vecrīga)の中心部に位置し、ゴシック・ルネサンス様式の美しいファサードで知られています。
ブラックヘッドハウスは、1334年に建設されました。当初は、リガの商人ギルドが集会所として使用していました。
15世紀後半にはブラックヘッド(Brotherhood of Blackheads)と呼ばれる商人の組合が所有するようになりました。この組合は、若い独身のドイツ人商人で構成されており、特に海外貿易に関与していました。
ブラックヘッドは、特に聖モーリス(Saint Maurice)を崇拝していました。聖モーリスは、伝統的に黒い顔で描かれることから、ブラックヘッドの名前の由来となっています。
ブラックヘッドハウスは、何度も改築され、現在見られるファサードは、17世紀にルネサンス様式で再設計されたものです。しかし、第二次世界大戦中の1941年にドイツ軍の空爆で建物は大きな被害を受け、その後1948年にソビエト連邦によって完全に取り壊されました。
しかし、ラトビアがソビエト連邦から独立を回復した後、1990年代にブラックヘッドハウスは再建されました。現在の建物は、歴史的資料を基にして1999年に復元されたものです。
今日、ブラックヘッドハウスはリガの象徴的な観光スポットとなっており、訪問者は内部を見学することができます。館内には、ラトビアの歴史やブラックヘッドに関する展示物があり、また、美しい宴会場や会議室も見どころです。建物はまた、重要な市の行事や公式のレセプションなどにも利用されています。
旅程
ホテル
↓(徒歩)
↓(徒歩)
↓(徒歩)
(略)
↓(徒歩)
聖ペテロ教会
↓(徒歩)
聖ヨハネ教会
↓(徒歩)
↓(徒歩)
↓(徒歩)
三人兄弟
↓(徒歩)
(略)
↓(徒歩)
スウェーデン門
↓(徒歩)
↓(徒歩)
猫の家
↓(徒歩)
(略)
関連イベント
周辺のスポット
- 聖ローランドの像
- Riga City Hall
- 聖ペテロ教会
- Mentzendorff’s House. Rigans' house-museum
- ラトヴィア・ライフル部隊の彫像
コメント
コメントを投稿