世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」を構成する4つのうちの一つだが、一般的には富岡製糸場しか知られていません。田島弥平さんのこともほとんどの人に知られていません。
田島弥平さんは明治15年(1882年)ごろに蚕の卵の輸出で財を築き活躍され、養蚕業がさかんな時代に卵の品種改良したり自分で海外に売りに行かれたりしました。
ガイドさんが言うには、後の孫さん、松下幸之助さんのような起業家。しかし現在ではほとんど知られていません。孫さんやスティーブ・ジョブズも100年、200年後には忘れられてしまうのでしょうか。
近くに元小学校を利用した田島弥平旧宅案内所があり、さらに詳しい説明を聞いたり資料を見ることができます。
2階にはたくさんの資料が保存されていて、日々研究が進んでいるそうです。
学校の校章もまゆや蚕の葉でデザインされおり、この地で養蚕業がとても大切な産業であったことも説明いただきました。
この日は埼玉県側の深谷駅から歩いてきましたが、途中で出会う町の方々がほんとうに親切で、道中に気軽に話しかけられたり、他の観光スポットについて丁寧に教えてくれたり、昼食で入ったところは急遽席を作ってくれたりと、将来はこういうところで観光案内などをしながら老後をゆっくり過ごすのも良いなと思いました。
旅程
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日本基督教団島村教会
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世良田東照宮
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周辺のスポット
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地域の名物
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