本日は、東京の六義園を訪れました。今日はよく晴れていて、新緑の光が園内の池や木々に降り注ぎ、とても心地よい散策日和でした。
正門をくぐると、すぐに都会の喧騒を忘れさせる静かな空間が広がります。六義園は江戸時代に築かれた大名庭園のひとつで、1702年(元禄15年)に、五代将軍徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保(やなぎさわ よしやす)によって作られました。池を中心とした「回遊式築山泉水庭園」として有名で、四季折々の美しい景色が楽しめる場所です。
この日は時計回りに園内を巡ることにしました。まずは心泉亭へと足を運びます。
さらに歩みを進めると、滝見茶屋にたどり着きます。ここはその名の通り、人工の小さな滝を眺めることができる茶屋です。水音に耳を傾けていると、日常の忙しさを忘れ、心が穏やかになっていくのが分かります。
園内を進むにつれて、季節の花々やさまざまな種類の木々が彩りを添えてくれます。ちょうどこの時期はツツジが見頃で、色とりどりの花が庭園を華やかにしていました。つつじ茶屋の周辺では、満開のツツジと青空が美しいコントラストを見せており、多くの人が足を止めて写真を撮っていました。
六義園は、歩くごとに景色が変化し、江戸時代から続く日本庭園の美しさや、季節の移ろいを感じられる場所です。池の周りをゆっくりと歩きながら、当時の人々も同じようにこの風景を楽しんだのだろうと想像し、歴史の重みも感じることができました。
自然と歴史に包まれた静かな時間を過ごした一日となりました。六義園は、都会の真ん中で心をリセットできる貴重な場所だと改めて実感しました。
旅程
巣鴨駅
↓(徒歩)
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巣鴨駅
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