昼にもつ鍋を食べた後、太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)に向かいしました。電車までは割とすいていましたが、受験シーズンだからか駅を降りたところで想像以上の人がいました。
福岡県にある太宰府天満宮は、全国の天満宮の総本社的な存在として知られ、学問の神様・菅原道真公(すがわら の みちざね)を祀る神社です。受験生をはじめ、多くの参拝者が学業成就を願い訪れる場所として有名です。
平安時代、菅原道真は学者でありながら政治家としても活躍していました。しかし、政争に巻き込まれ、京都から太宰府へ左遷され、失意のうちに亡くなりました。その後、京都では天変地異が相次ぎ、道真の怨霊を鎮めるために天満宮が創建されることとなりました。現在の本殿は1591年(天正19年)に再建されたものですが、2023年(令和5年)から124年ぶりの改修が行われており、仮殿(かりどの)が使われています。
境内に足を踏み入れると、まず目に入るのが太鼓橋です。この橋は三つのアーチを持ち、それぞれが過去・現在・未来を表しているとされ、渡ることで心身を清められるといわれています。本殿に進むと、道真公ゆかりの「飛梅」があります。この梅の木は、道真が左遷された際、彼を慕って一夜にして京都から飛んできたという伝説が残されています。春には梅の花が美しく咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
また、境内には宝物殿があり、菅原道真ゆかりの品々や歴史的な文化財が展示されています。さらに、すぐ近くには九州国立博物館があり、日本とアジアの文化交流に関する貴重な展示を見ることができます。太宰府天満宮を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
参拝の後には、名物の梅ヶ枝餅を楽しむのもおすすめです。もちもちとした生地に甘いあんこが包まれたこの焼き餅は、道真公にちなんで作られたとされ、境内の周辺には数多くのお店が並んでいます。また、地元で人気の太宰府バーガーも注目されています。
アクセスも便利で、西鉄の太宰府駅から徒歩5分ほどの距離にあります。福岡空港や博多駅から直通バスも運行しており、観光客にとって訪れやすい立地です。ただし、特に受験シーズンには多くの人が訪れるため、混雑を避けるなら早朝や平日が狙い目です。
太宰府天満宮は、学問の神様にお参りするだけでなく、歴史や文化を感じながら楽しめる魅力的な場所です。春の梅、秋の紅葉、冬の静寂と、四季折々の風景が美しく、何度訪れても新たな発見があります。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
旅程
羽田空港
↓(飛行機)
福岡空港(FUK)
↓(バス)
博多駅
↓(福岡市地下鉄空港線)
西新駅
↓(徒歩)
サザエさん通り/磯野広場
↓(徒歩)
↓(徒歩)
福岡タワー
↓(徒歩)
西新駅
↓(福岡市地下鉄空港線/西鉄天神大牟田線/西鉄太宰府線)
太宰府駅
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福岡空港(FUK)
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