岩宿遺跡をじっくり見学した後、ゆっくりと歩いて桐生明治館へ向かいました。建物は明治時代に建てられた群馬県衛生所としての歴史を持ち、そのレトロな外観が周囲の景色に溶け込んでいます。
中に入ると、まず目を引いたのは群馬県衛生所としての役割や、当時の公衆衛生に関する資料でした。明治期の衛生行政がどのように進められてきたのか、写真やパネル展示で知ることができ、現代の暮らしと比較しながら考えさせられる内容でした。
展示室には、医薬品を収納するための百味箪笥や、足踏み式のリードオルガン、当時使われていたミシン、人力車、そして独特の形が印象的なだるま型自転車も置かれていました。電話や蓄音機など、今ではすっかり見かけなくなった懐かしい機器が並んでいて、過去の暮らしが身近に感じられます。
特に印象的だったのは、大正天皇が皇太子時代に立ち寄ったという貴賓室です。当時の格式や雰囲気が今もなお残されており、明治から大正にかけての歴史の一端を感じることができました。
館内には喫茶室もあり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。蓄音機のやさしい音色を聴きながらコーヒーやデザートを楽しむのもこの場所ならではの魅力ですが、今回は直前にラーメンを食べてしまったため、デザートは断念しました。次に訪れる機会があれば、ぜひ喫茶室のスイーツも味わってみたいと思います。
桐生明治館をじっくり見学した後は、さらに桐生織物記念館まで徒歩で向かいました。明治の空気を色濃く残すこの建物と、そこで感じた時間の流れは、桐生という町の歴史と文化の豊かさを改めて教えてくれました。
旅程
東京
↓(新幹線/JR両毛線)
岩宿駅
↓(徒歩)
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金善ビル
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桐生倶楽部
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桐生駅
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