朝から足利の歴史的な名所を巡り、足利織姫神社(あしかがおりひめじんじゃ)に足を運びました。鑁阿寺や足利学校の見学でひとときを過ごしたあと、すぐ近くにあるこの神社にも寄りました。
神社の入り口に立つと、まず目を引くのは鮮やかな朱塗りの社殿です。青空を背景に、その赤が一層際立ち、どこか非日常の世界に誘われるような気持ちになりました。織姫神社という名前からも分かる通り、ここは織物のまちとして知られる足利の歴史と深く結びついています。古くからこの地では織物産業が盛んで、織姫神社は、機織りや産業繁栄、さらには縁結びの神様として地域の人々に親しまれてきました。
境内には「七色の鳥居」と呼ばれる鳥居が並び、どれも色鮮やかで、思わず写真を撮りたくなります。ひとつひとつの鳥居をくぐるたび、願い事が叶うと言われているそうです。私も静かに願いを込めながら、心を整えて歩きました。
山の中腹にある神社からは足利の町並みを一望でき、歴史と自然が調和する景色が広がっていました。喧騒から少し離れ、心をリセットできる場所でもあると感じます。短い時間でしたが、足利の伝統と人々の祈りが息づくこの神社で、改めて日本の文化の奥深さに触れることができました。
歴史ある足利の町歩きの締めくくりに、足利織姫神社の静かな美しさと温かい空気を感じられたことは、とても印象に残っています。
旅程
東京
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足利市駅
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明石弁天厳島神社(美人弁天)
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足利市駅
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茂林寺前駅
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茂林寺前駅
↓(東武伊勢崎線)
東京
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