歴史地区のアル・バスタキヤを廻った後、ドバイ博物館に向かいました。
ドバイというと、超高層ビルや近未来的な建築が立ち並ぶ都市というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。しかし、そんな現代的なドバイにも、過去の暮らしや文化をしっかりと伝えてくれる場所があります。それが「ドバイ博物館」です。
この博物館は、ドバイ最古の建造物とされる「アル・ファヒディ砦」の中にあります。もともとは防衛施設として18世紀後半に建てられたもので、1971年に博物館として一般公開されました。ちょうどアラブ首長国連邦が建国された年でもあり、国の歩みとともにドバイの歴史を伝える存在になっています。
館内に一歩足を踏み入れると、まるで時代をさかのぼったかのような感覚に包まれます。そこには、昔の市場の風景や、砂漠の民であるベドウィンの暮らしを再現したジオラマが並び、真珠採取に使われた道具や伝統的な木造船、古代の武器など、さまざまな展示物が見られます。特に地下の展示室では、実物大の人形や音響効果を用いた演出によって、当時の生活の息遣いまで感じられるような工夫が施されており、大人も子どもも夢中になってしまうことでしょう。
煌びやかな高層ビル群を離れて、ドバイの素朴な一面や、人々の営みの歴史に触れたいという方にはぴったりのスポットです。観光の合間に立ち寄れば、ドバイという都市の奥深さにきっと驚かされるはずです。
なお、現在は改装工事や一時的な休館の可能性もありますので、訪問前には公式サイトなどで最新情報を確認することをおすすめします。
旅程
(略)
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アル・バスタキヤ
↓(徒歩)
↓(徒歩)
Al Ghubaiba Metro Station
↓(地下鉄)
(略)
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- アル・バスタキヤ
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