勝利広場から旧市街メディナに入ると、両脇に店が並びスーク(マーケット)が次々と現れます。
シャマア・エッツィ・トゥナ通りを西へどんどん進むとスーク・エル・アッタリーン(Souk El Attarine)にたどり着きます。正直なところ、切れ目がほとんどないので、どこがどのスークかよく分かりません。
スーク・エル・アッタリーンは、チュニジアの首都チュニスにある有名な伝統的市場(スーク)の一つで、特に香水や香料、アロマに関する商品を取り扱うことで知られています。このスークは、旧市街(メディナ)の中心部に位置し、歴史的な建造物や路地に囲まれた魅力的な場所です。
旧市街を歩いていると、あやしいおっちゃんが2000円ぐらいで案内するよ、って言ってきました。チュニジアで2000円は結構高いわけですが、ちょっと好奇心もあったのでのってみました(安全な人ばかりではないので、おススメはできません)。
あまり期待していなかったのですが、どこかの家の屋上につれていってくれました。
あまりにうさん臭かったので、全く期待していなかったのですが、個人的にはかなり良いものに当たりました。
思ったより広く、多分いくつかの家の上をあちこち案内してくれました。
オリーブモスク(グランドモスク(Grande Mosquee)、ジャーミウ・ザイトゥーナ(Jamaa ez Zitouna))のミナレット(尖塔)が見えてきました。
必ずしもきれいな風景ばかりではありませんが、旧市街が一望できました。
もはや自分がどこにいるのかも分からないまま、家の中に案内されました。
すごく豪華そうなベッドが。座ってもいいよ、と言ってくれましたが、触って壊れて弁償させられたりしたら、嫌なので座らずに前に立って写真だけ撮ってもらいました。
このあと、香水やアクセサリーも売りつけてきて、普段なら買わないのですが、想像以上に良かったので、適当に買ってあげました(笑)
男一人なのと、たまたま良かったですが、外国で怪しい人についていくのはあまりおススメできません。
スーク・エル・アッタリーンは、13世紀に設立されたとされ、オスマン帝国時代から続く長い歴史を誇ります。当初から、香料や香水の市場として栄えてきました。チュニスのメディナ自体はユネスコの世界遺産に登録されており、スーク・エル・アッタリーンもその一部として文化的に非常に重要な場所です。
このスークでは、特に香水、エッセンシャルオイル、スパイス、薬草、アロマグッズなどが中心に販売されています。手作りの香水や、地元の伝統的な方法で抽出された香料を見つけることができ、観光客にも地元の人々にも人気です。
香水は、特にアラビアンスタイルの香水が有名で、ムスク、ローズ、ジャスミン、アンバーなどのベースの香りが多くあります。スパイスとハーブは、料理に使われるクミン、シナモン、サフランなどのスパイスから、伝統的な薬草までが並びます。お香やアロマを焚くための装飾品も見つかります。
スーク・エル・アッタリーンは、狭い石畳の路地が入り組んだエリアにあり、古いアーチやドーム天井が特徴的です。訪れると、どこか中世の雰囲気が感じられる建物が立ち並んでおり、香りが漂う美しい空間が広がります。商人たちは活気にあふれ、訪れる人々に熱心に商品の説明をしてくれます。
スーク・エル・アッタリーンは、メディナを訪れる際に必見の場所であり、文化や歴史、チュニジアの豊かな伝統的な生活を感じることができるスポットです。香りの豊かな市場は、他のスークと比べても特有の雰囲気を持っており、独特の体験を提供します。
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