先週、市原歴史博物館と市原市の遺跡に夢中になってしまいあきらめた、千葉市埋蔵文化財調査センターの特別展「貝と人」に来ました。ところで、埋蔵文化財調査センターというのが、あちこちにあるので調べてみたところ、特に法律や管轄が決まっているものではなく、遺跡などの埋蔵文化財の研究・収蔵・展示を行う施設に使われているようです。
千葉市埋蔵文化財調査センターは、千葉市中央区南生実町に位置し、市内の遺跡の発掘調査や出土品の収集・保管を行っている施設です。古代からの歴史や文化をひも解く重要な役割を果たしており、地元の歴史や考古学に興味を持つ方にとって、貴重な学びの場となっています。
普段は、発掘調査で出土した土器や石器などの遺物や調査記録を展示室で公開しており、出土資料の速報展も定期的に開催されています。展示室を訪れると、実際に発掘された貴重な遺物を間近で見ることができ、歴史の重みを感じることができます。また、展示内容は時期によって変わるため、訪れるたびに新たな発見があります。
さらに、千葉市埋蔵文化財調査センターでは、勾玉づくりや火おこし体験など、さまざまな体験学習プログラムも実施しています。これらの体験を通じて、子どもから大人まで、古代の生活や文化に触れることができ、学びながら楽しい時間を過ごせます。また、各種講座や出前授業も積極的に行われており、地域社会への普及活動にも力を入れています。
歴史や考古学に興味がある方、そして千葉市の地域の魅力を再発見したい方は、ぜひ訪れてみてください。最新情報や詳細については、公式ウェブサイトをチェックするのがおすすめです。
特別展「貝と人」
人類の歴史における貝の利用方法について、縄文早期から現代までの歴史について、説明と資料の展示がされています。千葉県には、加曽利貝塚(かそりかいづか)などの貝塚の遺跡が大量にあり、特に貝と人との歴史に関連が強い地域です。
貝は食用に利用されました。約1万年前の縄文早期には貝が食べられていました。
貝は、食用としてだけでなく、釣針、貝刃(かいじん)、貝ヘラ、容器などの道具としても使われました。これらによって、漁や料理の生産性が向上しました。
また、装飾品として、貝輪(かいわ)、貝ビーズのネックレス、耳飾りなどにも利用されました。装飾品としては、縄文時代より前の旧石器時代がから使い続けられており、人類は古代からおしゃれに気を使っていたことが分かります。
現在でも、食用としてはもちろんのこと、貝細工や貝灰(かいばい)などとして利用されています。
旅程
都内
↓(京成線)
学園前
↓(徒歩)
↓(徒歩)
学園前
↓(京成線/千葉モノレール)
桜木駅
↓(徒歩)
↓(徒歩 約1時間)
↓(徒歩)
↓(徒歩)
千葉駅
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