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東京国立近代美術館: ハニワと土偶の近代

最近、埴輪ブームなのか東京国立近代美術館や東京国立博物館で埴輪に関する企画展示が行われています。今日は、東京国立近代美術館に来ました。 東京国立近代美術館に関しては、 以前の記事 でまとめました。 現在、東京国立近代美術館では、「ハニワと土偶の近代」という企画展示が行われています。 岡本太郎記念館で岡本太郎さんが縄文時代の文化に大きな関心を持っていることを知りました。ここでも岡本太郎さんの作品が展示されていました。(「顔」1952年) 他にも多くの芸術家の作品や研究資料が展示されていました。 芸術に関しては、自分が興味がある縄文に関係するものから入れば強い興味を持って学べると思ったのですが、これだけたくさんのものが並ぶと、まだ苦手意識の方が先に出てしまうようです。資料などは興味を持ってじっくりと見るのですが、芸術はぱっぱっと見て、ときどき説明を軽く見て、という感じです。 芸術、特に近現代の芸術をもう少し興味を持って楽しめるようになりたいものです。 旅程 大手町駅 ↓(徒歩) 東京国立近代美術館 ↓(徒歩) 半蔵門駅 関連イベント ハニワと土偶の近代 周辺のスポット 皇居 国立公文書館( 2025/8 、 2025/12 ) 科学技術館 靖國神社/遊就館 将門塚 関連スポット 国立工芸館 東京国立近代美術館 TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション リンク 東京国立近代美術館 ハニワと土偶の近代 公式ウェブサイト 東京国立近代美術館 | 独立行政法人国立美術館

京都国立近代美術館: LOVEファッション―私を着がえるとき

平安神宮(へいあんじんぐう)を一通り廻ったあと、午後4時でもう少し廻れそうだったので、近くの京都国立近代美術館に行きました。 京都国立近代美術館(The National Museum of Modern Art, Kyoto)は、京都市左京区に位置する日本の国立美術館の一つで、近現代の美術作品を中心に展示しています。日本国内外の近現代美術を収集・展示しており、絵画、彫刻、工芸、デザインなど多岐にわたる作品が含まれます。 現在の建物は、建築家の槇文彦によって設計され、1986年に新築されました。モダンなデザインで、広々とした展示スペースが特徴です。 主な収蔵作品は、日本の近代から現代にかけての美術作品が中心です。特に、20世紀以降の日本美術の発展に焦点を当てた作品が多く、絵画、彫刻、工芸、デザイン作品などが充実しています。 京都という地元の文化に根差した工芸作品やデザイン作品も多く収蔵されており、陶芸や染織、金工なども含まれます。 日本美術だけでなく、ピカソやミロなど、海外の近代美術作品も所蔵しています。 この日は、特別展示の「 LOVEファッション―私を着がえるとき」が開催されていました。 近現代の芸術は、なぜか苦手意識があり、純粋に楽しむことができません。とりあえず、全体をざっと見てまわりました。 最後は、平安神宮の大鳥居を窓から眺めながら、本日の旅行を終わりにしました。 来る前は、国立博物館とニンテンドーミュージアムへの期待をしすぎて、この二つだけで一日が終わると思っていましたが、予定以上にいろいろ廻れて楽しめました。 旅程 東京 ↓(新幹線) 京都駅 ↓(徒歩) 京都国立博物館 ↓(徒歩) 七条駅 ↓(列車) 小倉駅(京都) ↓(徒歩) ニンテンドーミュージアム ↓(徒歩) 小倉駅(京都) ↓(列車) 桃山御陵前駅 ↓(徒歩) 御香宮神社 ↓(徒歩) 明治天皇 伏見桃山陵 ↓(徒歩) 桓武天皇 柏原陵 ↓(徒歩) 伏見桃山城 ↓(徒歩) 丹波橋駅 ↓(列車) 祇園四条駅 ↓(徒歩) 祇園新橋/祇園白川 ↓(徒歩) 平安神宮 ↓(徒歩) 京都国立近代美術館 ↓(タクシー) 京都駅 ↓(新幹線) 東京 関連イベント LOVEファッション―私を着がえるとき 周辺のスポット 八坂神社 知恩院 祇園 花街芸術資料館 建仁寺 青蓮院 祇園新橋/祇園白川 平安神宮...

平安神宮:都の東のはずれで出会う「もうひとつの平安京」

祇園新橋(ぎおんしんばし)から白川に沿って北上し平安神宮(へいあんじんぐう)に着きました。 平安神宮は、京都市左京区にある神社で、1895年(明治28年)に京都の平安遷都1100年を記念して創建されました。 この神社は、京都の歴史や文化を象徴する存在であり、794年(延暦13年)に平安京を造営した桓武天皇(かんむてんのう)を祭神としています。1940年(昭和15年)には、江戸時代末期に幕府との交渉を行い、明治維新の基礎を築いた孝明天皇(こうめいてんのう)も祭神に加えられました。 神社の建物は、平安時代の平安京の大内裏(宮殿)を模したデザインで、特に正殿は平安時代の建築様式を再現しています。 大鳥居や広大な神苑(しんえん)(庭園)は、観光客に人気のある場所で、特に春には約300本のしだれ桜が咲き誇り、美しい景観を楽しむことができます。 また、平安神宮では、毎年10月22日に行われる「時代祭(じだいまつり)」が有名です。この祭りは、京都三大祭りの一つで、平安時代から明治時代までの歴史的な衣装を着た行列が市内を練り歩き、京都の歴史と文化を感じさせるイベントです。 大極殿、東西歩廊 2棟、蒼龍楼、白虎楼、應天門、龍尾壇石積、彩色図面22枚は国の重要文化財に指定されています。 神苑の他に、大鳥居や朱塗りの社殿など、壮大で美しい景観が特徴で、特に観光地としても多くの人々に愛されています。 旅程 東京 ↓(新幹線) 京都駅 ↓(徒歩) 京都国立博物館 ↓(徒歩) 七条駅 ↓(列車) 小倉駅(京都) ↓(徒歩) ニンテンドーミュージアム ↓(徒歩) 小倉駅(京都) ↓(列車) 桃山御陵前駅 ↓(徒歩) 御香宮神社 ↓(徒歩) 明治天皇 伏見桃山陵 ↓(徒歩) 桓武天皇 柏原陵 ↓(徒歩) 伏見桃山城 ↓(徒歩) 丹波橋駅 ↓(列車) 祇園四条駅 ↓(徒歩) 祇園新橋/祇園白川 ↓(徒歩) 平安神宮 ↓(徒歩) 京都国立近代美術館 ↓(タクシー) 京都駅 ↓(新幹線) 東京 関連イベント 時代祭(10月22日) 周辺のスポット 八坂神社 知恩院 祇園 花街芸術資料館 建仁寺 青蓮院 京都国立近代美術館 祇園新橋/祇園白川 リンク [公式]Heian Jingu Shrine 平安神宮 | 京都 平安神宮の参拝情報と神前結婚式・七五三など各種ご祈祷、名勝神苑のご紹介 「平安神宮」の観光...

祇園新橋/祇園白川:白川のせせらぎに寄り添う、古都の横顔

 伏見桃山城(ふしみももやまじょう)を見た後、丹波駅まで歩き、祇園四条駅で降りました。25年ぐらい前に京都に住んでいましたが、北から一条、・・・、十条となっているのは、分かりやすくて便利です。こういった街づくりを1000年以上も前に行われていたことに驚きます。 祇園四条駅で降りたのは、平安神宮(へいあんじんぐう)に行く前に、 伝建デジタルdeスタンプラリー でスタンプの押せる祇園新橋(ぎおんしんばし)に寄るためです。 祇園新橋(ぎおんしんばし)は、京都市東山区に位置する美しい石畳の通りで、特に歴史的な風情が感じられるエリアです。新橋通りの一部で、祇園の花街に近く、白川沿いに位置するこのエリアは、古い町家や伝統的な茶屋が立ち並び、京都らしい情緒を味わえるスポットです。 祇園新橋は、江戸時代から続く町家や茶屋が保存されており、その多くが現在も使用されています。石畳の道や白川にかかる石橋、柳が並んだ風景が、祇園らしい風情を醸し出しています。 白川は小さな川ですが、その両岸に植えられた柳の木が季節ごとに美しい景観を提供します。特に春には桜が咲き誇り、多くの観光客が訪れる桜の名所でもあります。 祇園新橋一帯は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、京都の歴史的な町並みや風景を守りながら観光地としても人気です 祇園新橋は昼だけでなく、夜も美しい場所です。夜になると、茶屋の灯りが白川に映り込み、さらに幻想的な雰囲気が漂います。カメラマンや観光客がよく訪れ、京都らしい景色を楽しんでいます。 祇園新橋周辺では、時折、舞妓や芸妓が通りを歩く姿を見ることができ、京都の伝統文化を感じることができます。 その美しい景観から、祇園新橋は映画やドラマの撮影地としても知られ、多くの人が京都らしい写真を撮りに訪れます。 祇園新橋は、京都を代表する歴史的な観光地でありながら、比較的静かなエリアでもあるため、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。 旅程 東京 ↓(新幹線) 京都駅 ↓(徒歩) 京都国立博物館 ↓(徒歩) 七条駅 ↓(列車) 小倉駅(京都) ↓(徒歩) ニンテンドーミュージアム ↓(徒歩) 小倉駅(京都) ↓(列車) 桃山御陵前駅 ↓(徒歩) 御香宮神社 ↓(徒歩) 明治天皇 伏見桃山陵 ↓(徒歩) 桓武天皇 柏原陵 ↓(徒歩) 伏見桃山城 ↓(徒歩) 丹波橋駅 ...

伏見桃山城

桓武天皇 柏原陵(かしわばらのみささぎ)のあと、少し戻って伏見桃山城(ふしみももやまじょう)に来ました。 伏見桃山城は、京都府京都市伏見区にある城で、豊臣秀吉が1592年(文禄元年)に築いたものです。この城は、秀吉が晩年を過ごした重要な居城であり、当時の政治的な中心の一つでした。また、桃山文化の象徴でもあり、豪華で華麗な建築様式が取り入れられたことでも有名です。 伏見桃山城は、当初は「伏見城」と呼ばれていましたが、地名である「桃山」が後に加えられ、桃山城とも呼ばれるようになりました。城は何度も災害や戦火に遭い、1596年の慶長伏見地震で大きな被害を受けた後、再建されました。 江戸時代には徳川家康も伏見城に一時滞在しており、その後、幕府の一部として重要な役割を果たしましたが、1623年には廃城となりました。現在の伏見桃山城は、1964年に観光目的で再建された模擬天守です。元の天守とは異なりますが、当時の華麗な様式を模したデザインが施されています。 城の周辺には、伏見稲荷大社や、名水で知られる伏見の酒蔵が点在しており、歴史的観光地としても人気です。 旅程 東京 ↓(新幹線) 京都駅 ↓(徒歩) 京都国立博物館 ↓(徒歩) 七条駅 ↓(列車) 小倉駅(京都) ↓(徒歩) ニンテンドーミュージアム ↓(徒歩) 小倉駅(京都) ↓(列車) 桃山御陵前駅 ↓(徒歩) 御香宮神社 ↓(徒歩) 明治天皇 伏見桃山陵 ↓(徒歩) 桓武天皇 柏原陵 ↓(徒歩) 伏見桃山城 ↓(徒歩) 丹波橋駅 ↓(列車) 祇園四条駅 ↓(徒歩) 祇園新橋/祇園白川 ↓(徒歩) 平安神宮 ↓(徒歩) 京都国立近代美術館 ↓(タクシー) 京都駅 ↓(新幹線) 東京 関連イベント 周辺のスポット 御香宮神社 明治天皇 伏見桃山陵 桓武天皇 柏原陵 地域の名物 関連スポット リンク 伏見桃山城(伏見城) | 京都観光情報 KYOTOdesign 京都市伏見区役所:伏見区の歴史 : 安土桃山時代 秀吉が開いた城下町 伏見桃山城 | 京都の観光地 - 京都観光ネット 伏見桃山城運動公園

桓武天皇 柏原陵

明治天皇 伏見桃山陵(ふしみのももやまのみささぎ、ふしみももやまりょう)のあと、北に向かい桓武天皇 柏原陵(かしわばらのみささぎ)に来ました。 桓武天皇の柏原陵は、京都府京都市伏見区にある桓武天皇の陵墓(御陵)です。陵墓は円丘という形で、典型的な古墳スタイルに基づいています。 桓武天皇(かんむてんのう、737年(天平9年)〜806年(延暦25年))は、日本の第50代天皇で、在位期間は781年(天応元年)から806年(延暦25年)までです。桓武天皇の治世は日本の歴史において重要な転換点とされています。特に、平安京(現在の京都)への遷都や、中央集権体制の強化を通じて日本の統治体制を大きく変革したことで知られています。 桓武天皇は、天智天皇(てんじてんのう / てんぢてんのう)の曾孫にあたり、父は光仁天皇(こうにんてんのう)、母は渡来系の高野新笠(たかののにいがさ)です。母方の血筋は渡来人の系譜を引き、先祖は百済の武寧王(ぶねいおう/ムリョンワン)で、朝廷内での影響力があったとされています。 桓武天皇の治世で最も重要な出来事は、平安京への遷都(794年(延暦13年))です。桓武天皇は、それまでの都であった平城京(奈良)から、まず784年(延暦3年)に長岡京へ、そして10年後に平安京へと遷都しました。 長岡京に遷都した784年(延暦3年)または平安京へ遷都した794年(延暦13年)から鎌倉幕府が成立する1185年(元暦2年)または1192年(建久3年)を、平安時代と呼ばれています。 桓武天皇は、蝦夷(えみし、えびす、えぞ、現在の東北地方)への遠征を行い、中央政府の支配を強化するための軍事活動を展開しました。特に、坂上田村麻呂(さかのうえ の たむらまろ)を征夷大将軍に任じ、蝦夷征討に力を入れました。この遠征は成功し、後に東北地方への支配が強化されました。 桓武天皇は、仏教の影響力を削減するため、特に天皇家や政府の政策に干渉する仏教勢力を抑えることに努めました。しかし、全く仏教を排斥したわけではなく、仏教の重要性を認識していました。例えば、比叡山延暦寺を創建した最澄に保護を与え、天台宗の発展を助けました。 京都に訪れた際には、平安京やその時代の文化を学びながら、柏原陵を訪れるのも歴史を感じる良い機会かもしれませんね。 旅程 東京 ↓(新幹線) 京都駅 ↓(徒歩) 京都国立博物...

明治天皇 伏見桃山陵

御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ、ごこうぐうじんじゃ)のあと、そのまま東へ明治天皇 伏見桃山陵(ふしみのももやまのみささぎ、ふしみももやまりょう)へ向かいました。 明治天皇伏見桃山陵は、京都市伏見区にある明治天皇の陵墓(天皇の墓)です。この陵墓は明治天皇が崩御した後、1912年(大正元年)に造営されました。場所は京都の南部に位置する伏見桃山の山頂にあり、静かな自然に囲まれた荘厳な雰囲気を持っています。 明治天皇は日本の近代化を進め、明治維新を成し遂げた天皇として広く知られています。彼の陵墓は、天皇の偉業とその歴史的重要性を象徴する場所として設けられました。陵墓の周囲には豊かな自然が広がり、京都市街地から少し離れた静かなエリアに位置しています。 伏見桃山陵は、古墳様式を採用した上円下方墳で、天智天皇 御廟野古墳をモデルとしています。一般の参拝者が立ち入れる範囲は限られていますが、陵の正面に設けられた拝所から天皇を祀る陵を拝むことができます。設計には、古代の日本の伝統的な墓制を踏襲しつつも、荘厳さと静謐さを感じさせるような造りになっています。 伏見桃山陵の東には、昭憲皇太后の伏見桃山東陵(ふしみのももやまのひがしのみささぎ)が隣接しています。 また、伏見桃山陵の南には、230段の階段があります。この230段は、明治天皇が教育勅語を下した1890年(明治23年)10月から、23x10で230段になっています。 伏見桃山陵の周辺は観光地としても人気があり、伏見桃山城や酒蔵が点在する伏見エリアも近く、歴史と文化を感じることができる場所です。参拝者は美しい自然の中を散策しながら、明治天皇の陵を訪れることができます。 この陵墓は、明治天皇が日本の歴史において果たした役割を象徴する重要な文化財であり、訪れる人々に深い敬意と感慨を与える場所となっています。 この後、西に少し戻り、桓武天皇 柏原陵(かしわばらのみささぎ)に向かいました。 旅程 東京 ↓(新幹線) 京都駅 ↓(徒歩) 京都国立博物館 ↓(徒歩) 七条駅 ↓(列車) 小倉駅(京都) ↓(徒歩) ニンテンドーミュージアム ↓(徒歩) 小倉駅(京都) ↓(列車) 桃山御陵前駅 ↓(徒歩) 御香宮神社 ↓(徒歩) 明治天皇 伏見桃山陵 ↓(徒歩) 桓武天皇 柏原陵 ↓(徒歩) 伏見桃山城 ↓(徒歩) 丹波橋駅 ↓(列車) 祇園四...