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萩反射炉

昼に秋吉台を観光しバスで萩市に移動しました。 市街地北の浜崎伝統的建造物群保存地区を見た後、夕方以降でも入れるので、徒歩には少し遠いですが萩反射炉に行ってきました。 萩反射炉は萩市の他の観光スポットと少し距離があるのと、それほど大きくないため有名なスポットではないですが、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つです。 静岡県に同じ反射炉の韮山反射炉と比べるとかなり小さいですが、それでもそれなりの高さがあります。 萩反射炉は安政2年(1855年)に築造されましたが、試作品であるため実際に大砲などが製造されたわけではありません。コスト的にも技術的も厳しかったため、本稼働用の反射炉の築造は断念しました。 旅程 秋吉台 ↓(バス) 萩市中心街 ↓(徒歩) 岩倉獄跡/野山獄跡 ↓(徒歩) 浜崎伝統的建造物群保存地区 ↓(徒歩 遠い) 萩反射炉 ↓(徒歩 遠い) 恵美須ヶ鼻造船所跡 ↓(徒歩 遠い) 道の駅 萩しーまーと ↓(徒歩 遠い) 萩市中心街 周辺のスポット 恵美須ヶ鼻造船所跡 松陰神社 松下村塾 明倫学舎 萩城跡 地域の名物 関連スポット 恵美須ヶ鼻造船所跡 大板山たたら製鉄遺跡 萩城下町 松下村塾 旧集成館 寺山炭窯跡 関吉の疎水溝 韮山反射炉 橋野鉄鉱山 三重津海軍所跡 小菅修船場跡 三菱長崎造船所 第三船渠 長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン 長崎造船所 旧木型場 長崎造船所 占勝閣 高島炭坑 端島炭坑 旧グラバー住宅 リンク 観光スポット|萩市観光協会公式サイト|山口県萩市 萩エリア~萩市の資産 萩反射炉 - 萩市ホームページ 萩反射炉(世界遺産) | 【周辺観光】山口を旅する】 | 山口県 湯本温泉 旅館 大谷山荘 萩反射炉|観光スポット|【公式】山口県観光/旅行サイト おいでませ山口へ

サンシャイン水族館:ゆらめく光と静寂の中で、空に浮かぶ水の世界

本日はサンシャイン水族館に来ました。   池袋の高層ビル群に囲まれた場所に、まるで空に浮かぶような水族館があります。それが「サンシャイン水族館」です。地上40メートルという異色のロケーションにあるこの水族館は、「天空のオアシス」というキャッチフレーズそのままに、都市の喧騒を忘れさせてくれる癒やしの空間です。 この日も、晴れた空の下、水族館は多くの人々で賑わっていました。まず迎えてくれたのは、小さめの色とりどりの魚たち。名前こそ分からなくとも、それぞれが美しい模様や動きで、水槽の中に静かなドラマを展開していました。人の気配にも驚かず、悠々と泳ぐ姿は、見ているこちらの気持ちを自然と落ち着かせてくれます。 館内を進んでいると、ふと目を引いたのは、ダイバーの方が水槽内で掃除をしている場面でした。潜水装備を整えたスタッフが、大きな水槽の中で実に器用に、そして丁寧に作業している様子には感心させられました。魚たちを驚かせないよう、静かに道具を扱う姿からは、水族館がどれだけ細やかな心配りの上に成り立っているかが伝わってきます。 続いて訪れたのは、幻想的なくらげのコーナーです。淡く光る照明の中で、ふわりふわりと浮かぶクラゲたちは、まるで別の時間軸を生きているかのような静けさをまとっていました。透明な身体、たおやかな動き、そのどれもが日常とは違う空間へと連れて行ってくれるようで、しばらくその場から動けなくなってしまいました。 そして、屋外エリアに出ると、ちょうどアシカのショーが始まるところでした。飼育員との息の合ったパフォーマンスや、観客への愛嬌たっぷりのアピールは、子どもたちだけでなく大人の心も和ませてくれます。知性とユーモアが共存したアシカたちの動きに、会場は自然と笑顔に包まれていました。 さらに歩を進めると、地上でくつろぐペンギンたちの姿が目に入りました。 愛嬌あるヨチヨチ歩きに目を細めたのも束の間、建物の下層に降りると、今度は泳いでいるペンギンたちを下から見上げる形で観察できるエリアへ。頭上を滑るように泳ぐ姿は、空を飛んでいるかのようで、「天空のペンギン」という名前にふさわしい光景でした。 高層ビルの屋上に広がるこの不思議な水の楽園は、ただ生き物を見る場所というだけでなく、人と自然とが静かに交わるひとときの場でもあります。水族館という空間に、ここまでの工夫と演出を施して...

大歩危峡:谷を泳ぐこいのぼりと穏やかな時間

四国旅行の2日目、徳島県の大歩危峡で遊覧船に乗りました。この日は、四国交通の定期観光バスツアーに参加し、山間の絶景を巡る一日でした。その締めくくりとして訪れたのが、大歩危の遊覧船です。 大歩危峡は、吉野川上流に位置する渓谷で、その名の通り「大股で歩くと危ないほどの険しさ」が由来とされる景勝地です。数千万年前の地殻変動でできたとされる結晶片岩の岩肌が、長年の風雨と川の流れに削られて生まれた奇岩怪石は、訪れる人の目を奪います。日本でも有数のV字型渓谷として知られ、その自然のダイナミズムは今もなお息づいています。 遊覧船の乗り場は、崖の上に建てられた施設の中にあります。高台から川を見下ろすと、思わず足がすくむほどの高さで、大歩危峡の深さと険しさが一目で伝わってきます。そこから下り、静かな吉野川の流れに浮かぶ船へと乗り込みました。 ゴールデンウィークの直前ということもあり、色とりどりのこいのぼりがロープに吊るされ、空を泳いでいました。険しい岩肌と、谷をわたる春風にたなびくこいのぼりとの対比が美しく、この時期ならではの光景に心が和みました。 船に乗ってみると、想像していたよりも流れは穏やかで、V字の谷底をゆっくりと進みます。上を見上げれば断崖絶壁がそびえ、下を見れば澄んだ水が静かに揺れています。ガイドさんの案内によれば、この一帯は、古くから交通の難所であり、江戸時代には藍の積み出しに使われた歴史もあるそうです。 わずか30分ほどの船旅でしたが、目に焼き付く景観の連続で、時間を忘れてしまいました。大歩危峡の自然は、ただ美しいだけでなく、悠久の時間を感じさせてくれる場所でした。ツアーの最後に訪れたことで、旅の締めくくりにふさわしい、静かな余韻を残してくれました。 旅程 阿波池田駅 ↓(バス) 阿波池田バスターミナル ↓(バス) 平家屋敷 ↓(バス) 郷土料理の昼食 ↓(バス) 祖谷のかずら橋 ↓(バス) 祖谷渓の小便小僧 ↓(バス) 道の駅大歩危 / 妖怪屋敷 ↓(バス) 大歩危峡船下り ↓(バス) 阿波池田駅 周辺のスポット 祖谷渓の小便小僧 祖谷のかずら橋 平家屋敷 地域の名物 祖谷そば リンク 大歩危小歩危 | 大歩危祖谷ナビ<三好市公式観光サイト> 【公式】大歩危峡まんなか|遊覧船・レストラン&お土産店・ホテル|大歩危祖谷観光の中心地

道の駅大歩危 / 妖怪屋敷:子泣き爺の里で出会った山の記憶

バスツアーで祖谷・大歩危を巡る途中、道の駅大歩危に併設された「妖怪屋敷」に立ち寄りました。平家屋敷や小便小僧、かずら橋、大歩危小歩危の渓谷などはよく知られていますが、妖怪屋敷は旅程表で見つけるまで存在を知りませんでした。調べてみると、この一帯は子泣き爺の故郷とされ、祖谷や吉野川流域に古くから伝わる山の怪異譚が今も土地の記憶として息づいているのだそうです。 館内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが子泣き爺の像でした。抱き上げるとどんどん重くなるという話は、険しい山道が生活の場だった過去の体験と重なります。中には、四国では「エンコ」とも呼ばれる河童、そして冥界の裁きで知られる閻魔大王、山の主のように描かれる天狗の像が並び、山と川に囲まれた祖谷の風土から自然に生まれた想像力を感じました。 展示には、水木しげるさんの色紙も掲げられており、民間伝承が現代のポップカルチャーへ橋渡しされてきたことを静かに物語っています。 思えば、祖谷に隠れ住んだとされる平家落人の伝承や、葛で編んだ橋を渡る日常の知恵は、厳しい地形と共生してきた人々の歴史そのものです。吉野川が削った断崖を見上げ、小便小僧の像が立つ谷をのぞき込むと、夜道に潜む気配を妖怪の姿に見立てて語り合った昔の暮らしが少しだけ想像できます。妖怪屋敷は恐がらせるための施設ではなく、地域に伝わる物語を「目に見える形」にして、旅人が土地の記憶に触れられる小さな資料館でした。 渓谷の風がまだ冷たい季節、バスの窓から岩肌を眺めつつ、子泣き爺やエンコの物語がこの風景の中で生まれ、語り継がれてきたのだと実感しました。名所を結ぶ旅路の途中で、土地の「声」を聞くことができる場所に出会えたのは、今回の大きな収穫でした。 旅程 阿波池田駅 ↓(バス) 阿波池田バスターミナル ↓(バス) 平家屋敷 ↓(バス) 郷土料理の昼食 ↓(バス) 祖谷のかずら橋 ↓(バス) 祖谷渓の小便小僧 ↓(バス) 道の駅大歩危 / 妖怪屋敷 ↓(バス) 大歩危峡船下り ↓(バス) 阿波池田駅 周辺のスポット 大歩危峡船下り 平家屋敷 地域の名物 祖谷そば リンク 妖怪屋敷と石の博物館 | 徳島県観光情報サイト阿波ナビ 道の駅大歩危 妖怪屋敷と石の博物館 | 大歩危祖谷ナビ<三好市公式観光サイト> 施設案内 | 道の駅大歩危 妖怪屋敷 妖怪屋敷 | にし阿波コンテンツ | に...

祖谷渓の小便小僧:狭い山道の先に待つ祖谷渓の絶景

香川・徳島観光の2日目は、少しだけ冒険心をくすぐられるような一日になりました。徳島ローカルの小さなバスツアーに参加し、大歩危小歩危のあたりを巡るコースで、その途中の立ち寄り先のひとつが、祖谷渓の小便小僧でした。 バスツアーと聞くと、大きな観光バスを思い浮かべますが、この日は小さなバンタイプの車でした。最初は「参加者が少ないのかな」と不思議に思っていましたが、小便小僧に近づくにつれて、その理由がよく分かってきます。祖谷街道はカーブの多い山道で、その先にある小便小僧付近の道は、車同士がすれ違うのもやっとというような狭さでした。大きな観光バスではとても入っていけない道で、むしろこの車のサイズだからこそたどり着ける場所だったのだと実感しました。 祖谷渓は、V字型に深く切れ込んだ渓谷で、谷底にはエメラルドグリーンの祖谷川が流れています。古くから平家の落人伝説の舞台として知られ、日本三大秘境のひとつにも数えられている場所です。渓谷の形から「ひの字渓谷」とも呼ばれ、秋には谷底から山の上まで一面が紅葉に染まり、季節ごとに違った表情を見せてくれるそうです。 そんな秘境の渓谷の中でも、とりわけ人の目を引くのが、断崖の上に立つ小便小僧です。祖谷街道一の難所といわれた七曲のあたりに「小便岩」と呼ばれる岩が突き出しており、その先端に小さな裸の少年の像が立っています。実際に目の前にすると、像そのものは思っていたよりも小さく感じましたが、背後に広がる谷のスケールがあまりにも大きいため、かえってその対比が印象に残りました。足元の遙か下をのぞき込むと、谷底まではおよそ200メートルあるといわれ、思わず足がすくみます。 この小便小僧には、少しユニークな由来があります。昔、この祖谷街道を行き来していた地元の子どもたちや旅人、工事の作業員たちが、この断崖の上で度胸試しをしていたという話が残っており、そこから小便をしたという逸話にちなんで像が建てられたとされています。現在の像は、徳島県出身の彫刻家・河崎良行によって1968年に制作されたもので、日本人の少年らしい姿にかたどられています。 観光客用の展望スペースからは、手すり越しに小僧の後ろ姿と、その向こうに広がる祖谷渓の深い谷を眺めることができます。周囲はのどかな山の景色なのに、断崖に立つ小さな像だけが、どこかシュールで少し可笑しくもありました。とはいえ、こ...

祖谷のかずら橋:三年に一度の架け替え、伝統技術が支える観光名所

徳島をローカルのバスツアーで巡る途中、昼頃に三好市の「祖谷のかずら橋」へ立ち寄りました。バスは橋から少し離れた場所で停まり、渓谷の空気を吸いながら歩いて向かいます。木々の間から祖谷川の流れがのぞき、その先に、縄で編んだような吊り橋が谷をまたいでいるのが見えた瞬間、写真で知っていたはずなのに「本当にこれを渡るのか」と背筋が伸びました。 近づくほどに、ゴールデンウィークらしい賑わいが濃くなっていきます。橋が見えてきたあたりから自然に列ができ、順番を待ちながら、揺れる橋を渡っていく人の足取りをつい目で追ってしまいました。 遠目には心もとない「蔓の橋」に見えたのに、実際は太い木材がしっかり組まれていて、想像より“橋”らしい骨格があります。それでも足元はすき間があり、視線を落とすと川面までの高さが容赦なく伝わってきます。公式情報では、長さ約45m・幅約2m・水面からの高さ約14mで、重さ約6トンのシラクチカズラで組まれているそうです。  いざ一歩踏み出すと、揺れは想像以上でした。手すりを握る力が自然に強くなり、足元の木を確かめながら進むので、歩幅が小さくなります。怖くて立ち止まりたくなる気持ちもあるのですが、橋の上は不思議と流れがよく、混雑しているわりにスムーズに前へ進みました。写真を撮ろうとする人もいましたが、高さと揺れの“現実”の前では、みんな早めに渡り切りたくなるのかもしれません。 渡り終えると緊張がほどけ、自由時間は周辺を散策しました。近くの琵琶の滝は、橋のスリルとは対照的に、水音が静かに気持ちを整えてくれます。小腹がすいて団子を頬張りつつ、かずら橋の資料展示も眺めました。ちょうど「3年に一度架け替える」といった説明があり、かずらを蒸すところから始まる工程が紹介されていて、目の前の“観光名所”が、手間と技術で維持されていることがよく分かりました。実際に、祖谷のかずら橋は老朽化が早いため3年ごとに架け替えが行われると案内されています。 歴史に目を向けると、この橋には「秘境・祖谷」ならではの伝承が重なっています。平家の落人が追っ手から逃れるため、いざという時に切り落とせるように架けたという話など、いくつもの説が語られてきました。さらに、深い渓谷地帯では、かずら橋がかつて重要な交通手段でもあったとされます。そうした背景を知ると、揺れの怖さも含めて、ただのアトラクショ...

平家屋敷民俗資料館:茅葺き屋根の下で語られる平家の物語

GWを利用して香川、徳島観光に来ました。 2日目の徳島は、メインの目的は大歩危小歩危ですが、自動車が無いと観光地をまわりにくい地域なので、 四国交通 のバスツアーを利用しました。JR阿波池田駅から乗りましたが、想像より小ぶりのバスが来ました。GWで満員でしたのでもう少し大きいバスの方が良いと思いましたが、この後、この大きさが最適であることが分かりました。道が狭いので、このバスの方が小回りが効きます。 平家屋敷民俗資料館はこのツアーの最初の観光スポットです。 徳島県三好市西祖谷山村にある「平家屋敷民俗資料館」は、平家の歴史や文化を今に伝える貴重な場所です。ここは、安徳天皇に仕えていた御典医、堀川内記の子孫である西岡家の旧宅を活用しており、主屋と土蔵は三好市の重要有形文化財にも指定されています。訪れると、まるで歴史の中に迷い込んだかのような感覚に包まれます。 資料館では、平家にまつわる鎧や旗、古文書、そして日常生活で使われた道具など、多彩な展示品を見ることができます。これらの品々は、単なる歴史資料としてではなく、かつての人々の暮らしや思いを今に伝えてくれる存在です。特に江戸時代に建てられた茅葺き(かやぶき)、寄棟造(よせむねづくり)、平屋建ての建物は見ごたえがあり、囲炉裏の煙によって黒光りした屋根裏や、力強い合掌造りの構造を間近で感じることができます。「コビラ玄関」という珍しい造りで、壁、押し入れがなく、戸をはずすと1室になります。 土蔵は、木造瓦葺き(かわらぶき)、切妻造(きりづまづくり)、2階建てで、主屋とほぼ同時期に造られました。上から火が入らないように屋根を上に乗せた状態で、火入らずの蔵と言われました。 また、資料館の庭には、樹齢約800年を数えるキンモクセイとギンモクセイの老樹が立っています。四季折々に姿を変える自然の美しさと、長い年月を刻んできた木々の存在感が、訪れる人々に静かな感動を与えてくれます。歴史だけでなく、自然とのつながりも感じられる点が、この資料館ならではの魅力といえるでしょう。 囲炉裏の温もりと平家の物語が静かに息づくこの場所で、過去と現在がゆっくりと交差するひとときを過ごすことができるでしょう。 安徳天皇 平安時代末期、日本は大きな動乱の時代を迎えていました。その中にあって、わずか数年という短い生涯を生きた悲劇の天皇がいます。今回は、源平争乱...