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金神社:金色の鳥居に迎えられた岐阜観光の締めくくり

岐阜県岐阜市にある金神社(こがねじんじゃ)を訪れました。 この日は朝から岐阜市内を観光しており、長良川うかいミュージアムを見学したあと、岐阜城へ登り、岐阜市歴史博物館や正法寺などを巡ってきました。岐阜の歴史に触れながら一日歩き回り、観光の最後に立ち寄ったのが金神社です。 金神社で何より目を引いたのが、境内入口に立つ金色の鳥居でした。「金神社」という名前にふさわしく、鳥居全体が鮮やかな金色に輝いています。古くからこの姿だったのかと思いましたが、現在の金色の鳥居になったのは比較的新しく、2015年(平成27年)に鳥居を改修した際に金色に塗り替えられたものだそうです。 鳥居をくぐって境内に入ると、その先に見える本殿は金色ではなく、鮮やかな朱色でした。名前と鳥居から境内全体が金色なのではないかと想像してしまいますが、朱塗りの社殿を基本として、ところどころに小さな金色の装飾が施されています。金色の鳥居とはまた違った、神社らしい華やかさのある社殿でした。 金神社の歴史は非常に古く、社伝では成務天皇の時代、西暦135年に始まったとされています。この地に国府を定めたと伝わる物部臣賀夫城命が、金大神を篤く崇敬したことが起源とされています。境内の裏手には小さな古墳も残り、周辺からは須恵器の破片が多数出土していることから、この一帯は少なくとも古墳時代後半には人々の活動が盛んな場所だったと考えられています。 主祭神は渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)です。岐阜市の伊奈波神社に祀られる五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)の妃とされ、神社の縁起では、夫の死後にこの地を訪れ、人々をいたわりながら私財を使って地域の開拓や産業、農業の発展に尽くしたと伝えられています。そのため、人々に富をもたらす神として信仰されるようになり、現在でも産業繁栄、商売繁盛、金運招福の神として親しまれています。 この由緒を知ると、「金神社」の「金」は単に現代的な金運スポットとして付けられた名前ではなく、地域を豊かにした神への信仰と結びついていることが分かります。目立つ金色の鳥居も、その長い歴史の上に加わった現代の金神社を象徴する景観なのでしょう。 この日は岐阜城のある金華山にも登っていたので、朝から岐阜の歴史をたどった一日の最後に、また「金」の名を持つ場所を訪れることになりました。参拝を済ませ、朱色の本殿と金色の鳥居を...