神奈川県横浜市の横浜市イギリス館に行きました。
この日は三渓園を目的に横浜を訪れていました。三渓園を見学した後は、北上しながら本牧神社を参拝し、最後に港の見える丘公園へ向かいました。横浜らしい坂道や海に近い雰囲気を感じながら歩いていると、公園の南側に入ってすぐのところに横浜市イギリス館がありました。
横浜市イギリス館は、1937年に英国総領事公邸として建てられた洋館です。設計は上海の大英工部総署によるもので、当時の東アジアにあった領事公邸の中でも格式の高い建物だったそうです。現在は横浜市の施設として公開されており、港の見える丘公園の中で、横浜山手の外国人居留地の歴史を感じられる場所になっています。
建物の前にはイングリッシュローズの庭が広がっていました。ただ、訪れたのは12月中旬だったため、華やかなバラが咲き誇る季節ではありませんでした。ところどころに色のついた花は見られましたが、全体としては緑の印象が強く、冬の静かな庭という雰囲気でした。春や初夏に来れば、またまったく違った表情が見られそうです。
館内に入ると、外観から想像する通り、洋館らしい落ち着いた空間が広がっていました。高い天井や広い窓、部屋ごとのゆとりのある造りから、かつてここが公邸として使われていたことが伝わってきます。住まいでありながら、来客を迎えるための格式も備えた建物だったのだろうと思いました。
この時期ならではだったのが、クリスマスの装飾です。寝室にはテディベアやクリスマスプレゼントを模したオブジェが置かれ、足元の台にはシャンパングラスやお菓子も飾られていました。歴史的な洋館というと少し硬い印象になりがちですが、こうした季節の飾りがあることで、かつて人が暮らし、客を迎えていた空間としての温かみも感じられました。
横浜市イギリス館は、豪華さを強く押し出すというより、白を基調とした端正な雰囲気の中に品格がある建物でした。港を見下ろす山手の高台に、英国総領事公邸が置かれていたことを考えると、横浜が国際都市として歩んできた歴史も自然と意識されます。三渓園から本牧、そして港の見える丘公園へと歩いてきたこの日の流れの中で、日本庭園、神社、洋館と、横浜の多層的な歴史を少しずつたどるような一日になりました。
一通り館内を見学した後は、同じ港の見える丘公園内にある大佛次郎記念館へ向かいました。冬の庭とクリスマス装飾の洋館を見た後だったので、公園全体にもどこか落ち着いた年末の空気が漂っているように感じられました。
旅程
根岸駅
↓(バス)
↓(徒歩)
横浜市八聖殿郷土資料館
↓(徒歩)
(略)
↓(徒歩)
山手資料館
↓(徒歩)
岩崎博物館(ゲーテ座記念)
↓(徒歩)
↓(徒歩)
↓(徒歩)
↓(徒歩)
港の見える丘公園
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山下公園
↓(徒歩)
↓(徒歩)
日本大通り駅
周辺のスポット
- 港の見える丘公園
- 神奈川近代文学館
- 岩崎博物館
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