鹿児島県指宿市山川の区営鰻温泉に行きました。
今回の鹿児島旅行では、「白いゼロ戦」を求めて知覧特攻平和会館を訪れました。残念ながら目的の機体は展示されていませんでしたが、旅行計画を立てたときから、知覧や指宿周辺の観光地も巡るつもりで観光タクシーを貸し切っていました。
知覧の戦争遺跡や武家屋敷通り、釜蓋神社、池田湖、西大山駅などを巡ったあと、指宿名物の砂蒸し温泉を体験するため、砂むし会館「砂楽」へ向かいました。
この日は晴れていたものの、開聞岳の頂上付近には厚い雲がかかっていました。釜蓋神社では海の波も強く、大陸方面に来ていた台風の影響が、少しずつ鹿児島にも届いているようでした。
運転手さんによると、砂楽はうちうみ(内海?)にあり比較的波の影響を受けにくい場所にあるため、おそらく営業しているだろうとのことでした。しかし、到着してみると、残念ながら台風の影響で休業していました。
楽しみにしていた砂蒸し温泉に入れなかったのは残念でしたが、自然を相手にする施設では、無理に営業するよりも安全を優先することが大切です。今回は縁がなかったと考え、また指宿を訪れる機会があれば体験したいと思います。
もともと今回の旅行では知覧特攻平和会館が主な目的で、温泉はおまけ程度に考えていました。そのため、「これもおもしろい話のネタになりました」と、運転手さんと笑いながら話していました。
すると運転手さんが、砂蒸し温泉でなくてもよければ、別の温泉を案内できると言ってくれました。そうして予定にはなかった区営鰻温泉を訪れることになりました。
鰻温泉は、鰻池の湖畔にある江戸時代から続く湯治場です。西郷隆盛が好んだ温泉としても知られており、明治7年(1874年)には犬を13匹連れ、約1か月滞在したと伝えられています。昼間は開聞岳周辺へ猟に出かけ、夜になると温泉に入っていたそうです。当時は明治六年政変によって政府を離れ、鹿児島へ戻った直後の時期でした。
温泉には西郷隆盛の肖像画が飾られていました。また、温泉へ続く道のところどころには犬の石像が置かれています。西郷が連れてきた愛犬たちを表したもので、温泉地を案内するように並んでいました。西郷隆盛というと政治家や軍人としての姿が思い浮かびますが、犬を連れて猟をし、温泉で長い時間を過ごしたという話を知ると、歴史上の人物の日常が少し身近に感じられます。
有名な観光施設というよりも、地域の人々に長く利用されてきた素朴な温泉でした。予定していた砂蒸し温泉とはまったく異なる体験になりましたが、実際に湯につかると、一日の観光でたまった疲れを落ち着いて癒やすことができました。
旅行では、計画していた場所に行けないことがあります。しかし、その場で予定を変えたからこそ、思いがけない場所に出会えることもあります。砂楽が休業していなければ、おそらく鰻温泉を訪れることはありませんでした。
白いゼロ戦を探して始まった一日は、知覧の戦争遺跡や薩摩半島の風景を巡り、最後には西郷隆盛ゆかりの温泉へとつながりました。偶然案内された場所でしたが、予定どおりに進まなかったことも含め、印象に残る旅になりました。
温泉を出たあとは、指宿のさらに古い歴史に触れるため、指宿市考古博物館「時遊館COCCOはしむれ」へ向かいました。
旅程
羽田空港(HND)
↓(飛行機)
鹿児島空港(KOJ)
↓(観光タクシー)
↓(徒歩)
ミュージアム知覧
↓(徒歩/観光タクシー)
旧知覧飛行場油脂庫 / 弾薬庫 / 知覧飛行場正門跡 / 給水塔 / 防火水槽 / 特攻機発進の地碑 / 指揮所跡 / 三角兵舎跡 / 掩体壕 / 山砲砲座跡
↓(観光タクシー)
↓(観光タクシー)
↓(観光タクシー)
↓(観光タクシー)
↓(観光タクシー)
↓(観光タクシー)
↓(観光タクシー)
指宿市考古博物館 時遊館COCCOはしむれ
↓(観光タクシー)
(略)
地域の名物
- かるかん
- 豚骨料理
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